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ボタニカル哲学(190)小人には嫌われ、君子には責められるがよい
つまらない人間に謗(そし)り罵(ののし)られても、彼らに媚び諂われることは無いように。
上に立つ立派な人間に責め立てられても、彼らに大目に見られることが無いように。
つまり、つまらない人間を遠退けるのは当然だが、だからといって自分から偉い人間に近づき受け入れられるようでは、つまらない人間と変りないし、立場を変えれば解ること。
言い換えれば、活人は、本当に自立した人間となり、相手の感情の対象になってはいけないということだ。
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