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ひよっこ放送作家🐣が売れる放送作家になるまでの奮闘記

はじめに

初めまして。現在ニッポン放送のラジオ番組「古家正亨 K TRACKS」のサブ放送作家をさせて頂いている飯嶋りかと申します。


このnoteではレギュラー1本、ひよっこ放送作家の私がこれからどう放送作家として成長していけば良いか?を模索しながら作成するスタイルで記事を更新していきたいと思っております。
ゆくゆくは放送作家を目指している方の参考になるような記事もアップできればと思っております。

放送作家になるまでの経緯

放送作家になりたい!と思ってから番組の作家になるまでは本当に人それぞれです。
今回は、私がぶち当たった「放送作家になるには?」というテーマで記事を作成してみました。
こちらは興味がある方がいらっしゃるかは謎なのですが、私がサブ放送作家の肩書きを手に入れるまでの経緯も紹介していこうかと思います。

放送作家になりたい!けどどうやってなるの?

まず放送作家を目指す人はほぼ全員この壁にぶち当たります。
プロの放送作家になられた方の発言やインタビュー、ブログ、著書などを拝見したところ、主にこのパターンが多いようです。

・放送作家スクールに通う
→放送作家事務所に無事合格(もしくはフリーに。)→お仕事を頂く→人づてで仕事を増やしていく
…こちらは結構王道なのではないでしょうか?まず放送作家で検索するとスクールの情報が目に入ってくるので、このルートで活躍されている方は多いような気がします。有名どころですと吉本興業のYCAワタナベエンターテインメント日テレ学院日本脚本家連盟スクールなどがあるそうです。
私はスクールに通っていないのでリアルなスクールの情報、お待ちしています!笑

・ハガキ職人としてラジオ番組にハガキを投稿。ハガキを読まれる常連となる。
→出待ちなどでディレクターさんなどスタッフさんに直接アタック。(ハガキなどに放送作家志望!などと書いて送るケースもあるようです)
→ディレクターさんから運が良ければ連絡があり「よかったらラジオの現場に見学に来ない?サブ作家の枠に空きができたからどう?」などとスカウトされる。
…というラジオ好きな放送作家を目指す方には憧れのルートなのではないでしょうか。果てしなく道のりが長い&才能がないと無理ゲーですね…。
しかもコロナ禍の今、出待ちを禁止しているラジオ局も多いので(ニッポン放送も禁止しています)なかなかイレギュラーかつ、タイミング等の問題もあるので昨今ではあまり聞かない手法なのではと勝手に思いました。もちろんこのような方法で作家になられた方もたくさんいらっしゃいますので、努力と才能、そして行動力がある方でないと厳しいのかなとも思います。(ハガキ職人の常連さんでもディレクターさんからスカウトされるかは分からないですしね。)

・放送作家オーディション
過去にニッポン放送が「50年に一度の天才を探せ!オールナイトニッポン放送作家オーディション!」というのを開催。
ここでハガキ採用ランキングで上位の方がANNの番組スタッフになれる!というものでした。

…えぐい、えぐ過ぎますね。才能と努力と行動力がまず必須となります。
合格された方がすご過ぎる。
ニッポン放送の作家デスクでPCをカタカタ打っていらっしゃる方々はみなさんこのような試練を乗り越えた方達なのでしょうか。
その事実を知った時、隣に座らせてもらうのが恐れ多いなと感じることが増えました。笑

・有名作家さんの弟子になる
有名作家さんが極稀に弟子を募集されることがあるそうです。
かの有名な福田卓也さんも鈴木おさむさんのお弟子さん募集で合格されたという強者です。

…こちらはタイミングと運と実力といったところでしょうか。まず募集がかかったタイミングで自分が行動できるのか、そして合格できるのか、合格できたとしてもその後にお仕事が頂けるのか。このピースが全て噛み合わないと難しいですね。福田卓也さんもお弟子さんになられてから大学を中退されているので、それほどの意思がないと厳しいということなのでしょうね。
かといってオーディション以外でお弟子さんを取る方もいらっしゃるはずなので、弟子を募集している作家さんとお知り合いになる方が肝な気がしています。(私も絶賛募集中です…作家としての基礎をたたき込みたいです。)

・テレビ局関係者など、人づてで作家会議に参加する
…まんまです。大学のOB・OGやお知り合いがテレビ局や制作会社勤務でそこからお仕事を頂いた方もいらっしゃるようです。羨ましい。美大出身の私にはツテがなさすぎる。どなたかいらっしゃいませんか!?笑

・元芸人さんから放送作家に、もしくは芸人さんと兼業で放送作家に
…このパターンはご存知の方も多いのではないでしょうか?
芸人さんでコントや漫才を書かれていた方が、表ではなく裏方に回る、もしくは兼業する、ということも多いようです。
有名なのは桂三度(世界のナベアツ)さんなどではないでしょうか。

つらつらと書きましたが、本当に様々ですね。
ここで取り上げたのはほんの一例ですので、これ以外のオリジナルな方法で放送作家になられた方もたくさんいらっしゃるかと思いますのであくまで一例です。

ここまでお読みいただきありがとうございました!
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