【商業出版する方法＋２３７】出版が決まりやすい人に共通していること。

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント＋編集者＋ビジネスプロデューサーの渡邉です。

出版が決まりやすいor編集者から「企画に興味あるので打ち合わせさせてもらえませんか」・・・といったより良い状況に進まれる人には共通点があるなーと思いました。

それは、

・迅速である

ってことです。
よくビジネス書でもそうだし、起業や経営の界隈でも言われる言葉がありますよね。

「成功する人は行動が速い」

ってやつ。

まあ、これもそうなんですけど、この言葉を聞いて中には「焦ってしまう」という人も一定数いると思うんです。特性的に。

スピードが早くパンパン！っと頭も働いて、キレッキレに派手に動きまくってプロモーションもできて、自分が得たい成功を手にする人がいます。
これがいわゆるこれまでの「ザ・成功者の姿」だったでしょうね。
著者でもこのような方は多いです。

だからと言って「スピードが早くパンパン！っと頭も働いて、キレッキレに動きまくって」・・・ではない人は、著者としてうまくいかないのか？？というとそうでもない。
派手で華やか、ドカンと１００人くらいセミナーでも集客して、ガンガン啓発しまくるタイプではないけど、、、

・あ。この方は、どこか”迅速”だよなー

って感じる人も一定数います。

「速い」ではなく「迅速さ」がある、って方がしっくりくるのです。
むろん「焦り」とは程遠い。
地に足がついて、着々とやっているけど、なんか迅速に動いているな〜って感じ。
抽象度が高くてすみませんが、こういう表現がしっくりくるのですよね。

迅速さって、派手や華やかさやキラキラ・・・があるわけではない。「声が大きい」わけでもない。口達者なわけでもない。
だけど・・！
思考も行動も「迅速」てビジネスパーソンは、やっぱり出版も早く決まりやすいし、売れる本が出せるよな〜って実感します。

・メールやメッセンジャーなどでの「返信」が迅速
・コンサル費の入金なども迅速
・セッションの予定決めも迅速
・次までにやっておいてほしいことを、締めきりまでにはある程度形にして提出してくれる・・・ここも迅速
・他、ガツガツはしていないけど、SNSの発信やブログや、その他動きを見ていても「もたつき」はなく「迅速」性がありますね。
・SNSでの発信も、毎日・あるいは定期的にアップされている
・言葉にもそれが出ているので、伝わりやすい。
・そして「売れている経営者（ビジネスパーソン）」でもある
　

とかく「メールなどの返信は「速い」」です。
デキる人ってよく「メールのやり取り速い」っていうけど、あれはある意味当たってますね。
確かに私がこれまで担当してきた著者さんも、売れる本が出る人ほど「メールのやり取りにストレスがない」人ばかりでしたな〜。

また、
　
・いつか〜できれば、本を出したい
・マイペースでやっていきます

とか「何やら、もたついたこと」も言わないですしね。

ちなみに「マイペースでやっていきたい」なら商業本はやめましょう。電子書籍かオンデマンド、自費出版などで自分が納得いく本を「ジーっくり」作った方が、うまくいきます。

商業本は「マスを相手にしていく、プロの世界」。だから、自分が納得、、以上に「読者が納得」に重きは置かれますよ。
自分の軸と他者の軸の「中心軸」のバランスが取れる人が、著者としても活躍できる業界です。
　
　
まあ、その「中心軸」を上手に取れているビジネスパーソンが「迅速」であるし、著者としても継続して活動できるカギなんだろうなーって思います。

何か参考になれば幸いです。

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