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エッセイ|クラゲノコトワリ

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作家を生業にすることを目指す35歳アラフォーシングルマザーの赤裸々エッセイをまとめたマガジン。育児に、恋愛、人間関係、発達障害など、さまざまなことをリアルタイムでお届けします。
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記事一覧

1時間

1時間

1時間あれば何が出来るだろう?
あなたなら、何をしたいと思うだろう?

私は1時間でエッセイを書き上げられるようになりたい。その願いを叶えるために今日は1時間のタイマーをかけて、このエッセイを書いている。残り56分。

月水金エッセイマガジン「クラゲノコトワリ」を始めると決めて今月から週に3度エッセイを書いているのだが、エッセイを書くのに私は何時間もスマホを握りしめている。長い時には、5時間近くひ

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物言わぬ者が大嫌いでね

物言わぬ者が大嫌いでね

私は、自己主張が激しい。
私はこう思う、こう考える、こう感じる。これが好き、これは嫌、これがしたい、これはしたくない、これが欲しい、これは要らないなど。
私は常に意思表示をする。

そんな私を見て「自分を持ってるよね」と言ってくれる人や「自我が強い」なんてことを言ってくる人も居るが、私の表面しか見てもらえていないのだろうなと感じて、実は少し寂しい気持ちになっている。なぜなら私は、意思表示をすること

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我が家のエアコンさんへ

我が家のエアコンさんへ

我が家は、私と娘と猫の2人と1匹暮らし。
娘が生まれて今月で11年。猫がやってきて7年。私は、娘と猫と苦楽を共に過ごしてきた。

そんな我が家に事件が起きたのは、7月3日。
猫の7歳のお誕生日だった。

「ママ、雨漏りしてる!」

娘が声を張り上げた。

その声に驚いたが、すぐさま「んなわけない」と思った。だって、1粒たりとも雨なんて降っていないのに、雨漏りなんてするはずがないのだから。

しかし

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令和の前田慶次?

令和の前田慶次?

「君は、前田慶次みたいなオンナや」

私をお姫様のように溺愛していたオトコが、愛おしそうな表情を浮かべて言った言葉を、今でも時々思い出すんだ。

前田慶次みたいなオンナだと言われたのは今から4年前。「前田慶次?どういうこと?」と即座に聞き返すと、オトコはまた嬉しそうににっこりと微笑んで「傾奇者(かぶきもの)ってこと」と応えた。

かぶき者という言葉を初めて耳にしてから、前田慶次という歴史上の人物を

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キレッキレでおりたいねん

キレッキレでおりたいねん

エッセイとは何なんやろ?と考えた。
Google先生に「エッセイとは」と尋ねてみると以下のような文が並んでいた。

自由な形式で、気軽に自分の意見などを述べた散文?それよりも「エッセー」の響きの方が気になって仕方がない。

文章を書いていこうと決意してから、私は文章を通して何を届けていきたいのかを考える日々が続いている。しっかりとした答えはまだ模索中の私が、「まずは、エッセイをマガジンにして書いて

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新しい冒険の始まり

新しい冒険の始まり

RIEROOM改め、理 海月(ことわりくらげ)として初めて書く文章は”新しい冒険”について。

昨年、四捨五入するとアラフォーになった私は今まで感じたことがないほどに未来への不安に苛まれていました。

”これからの人生をどう生きよう?”

今のままではいけないことだけは、ハッキリと分かるのだけれど、どこに進んでいいのか分からない。しかし、何かのタイムリミットが近づいていることを感じてしまうから、無

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