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これで雨の日も安心440円でペグソリティアを作ってみた

雨の日が好きですか?
晴れの日が好きですか?

私は、小学生の頃どちらかといったら、晴れの日が好きでした。平日は晴れが好き。でも土曜日と日曜日は・・・。

習い事でやっていたサッカーが好きではなかったので、土曜日・日曜日には毎週雨乞いをしていました(笑)余談でした。

雨の日は、外で遊べません。多くの子どもたちにとっては苦痛です。特にやんちゃな男子にとっては。

「教室では読書などして静かに過ごしましょう!」そんな言葉は、耳にタコができるほど聞かされています。有り余るエネルギーを持て余す子どもたち。残念ながら、自由帳や読書に興味がない子もたくさんいます(最近は、タイピングという方法もありますが)。

そんな子どもたちは当然、うずうずして走り出します。いつの間にか鬼ごっこになり怪我のリスクが高まります。

「こら、走っちゃダメでしょ」
「はーい」(と言いつつ先生の姿が見えなくなるとまた走る)

雨の日のたびにこんなことの繰り返し。

年間どのくらい雨が降るのでしょうか?2021年のデータによると、一番降水日が多い秋田県で175日、一番少ない山梨県で86日、全国平均は116.19日でした。結構な割合で雨。

年間授業日数を200として計算すると、全国平均で約64日が雨。運動場の状態を考えると実際には、もっと外で遊べない日があるかもしれません。

雨の日に、活動的な子も安全に過ごせるように教室環境を整えることはとても大切だと思います。

トランプを置いているクラスもあると思いますが、他にも頭を鍛えながら子どもたちが熱中できる遊びはたくさんあります。

ただし、悩みどころはそういったものを置くためにはお金がかかるということで、できたら、学校の備品として用意してもらえるのが理想ですが、なかなか難しい面もあります。

そこで私は、100円均一で買える材料で自作をしていました。
今日紹介するペグソリティアはDAISOで440円で簡単に自作できます。

それでは行ってみましょう!


ペグソリティアとは?

ソリティアは、トランプを使ったゲームですが、ペグソリティアは、名前が似ていますが全くの別ゲームです。

一人で遊ぶボードゲームです。

単にソリティアと呼ぶ場合もあるのですが、駒のことをペグ(杭)と呼ぶので、ペグソリティアとも呼ばれます。これはトランプで行うソリティアと区別する意味もあるでしょう。


ゲームに使うボードは、特徴的な形をしており、立方体の展開図のような、四角形の周りに4つの四角形がくっついたような形をしています。ペグを置ける場所は33か所あります。

ビー玉を動かして飛び越すと、飛び越した1つを取ります。最後にビー玉が一つ残るようにできればクリアです。

試行錯誤しながらチャレンジすることになるので、プログラミング的思考も育てられます。

Amazonで使いやすい大きさのものを購入しようとすると、大体3000円くらい。そこで、なんとかリーズナブルに自作できないかとDAISOへ。

材料探し

よかった、ありました!しかも、木製のおしゃれな箱まで。これが110円で買えるなんて、100均最高です☺️

・小型のパンチングボード
・ビー玉30個入り×2
・ビー玉を入れる箱

しめて440円。ビー玉は、32個必要なので2個買いました。何セットも作るならもう少し安くなりますね。ビー玉を入れておく箱も、牛乳パックやお菓子の空き箱などを利用すればいりません。その場合約220円で作ることができます。

今回私が使った材料で作るなら、Amazonで1個買う金額で、7個も製作できます。

いよいよ作ります

作るといっても超簡単。

①線を引く
②問題の印刷をする
③ビー玉を箱の中へ

以上の3ステップ。誰でも簡単にできます。それで画像を見ながらいってみましょう!

①線を引く


このように、油性マジックで線を引くだけ


②問題の印刷をする

「ペグソリティア 問題」、「ソリティア ビー玉」などと検索をかけるとたくさんの問題紹介サイトがヒットします。

私は、印刷O Kの「糸鋸木工 オーダ&受注販売 ペグソリティア問題集」を印刷しました。なんと192問もあります。これなら飽きることはありませんね。


今は、一人一台端末があるので、印刷はせず、パンチングボードにサイトのQRコードを貼っておいて、端末から問題にアクセスするというのもアリだなぁと思っています。

③ビー玉を箱の中へ

必要な32個を保存箱の中に入れます。
箱の内側に、「遊び終わったら、32個あるか数えましょう」と書いておけば、子どもたちが毎回確認してくれます。


まとめ

こういった、ちょっと頭を使う楽しい知育玩具を置いておくと、雨の日もケガのリスクが減り安心です。

難しい問題の壁にぶち当たった時、自然と周りに人の輪ができ、「そのビー玉じゃなくて、こっちのを先に動かしたらいいんじゃない?」「さっきは、このビー玉が外に出ちゃったなぁ。だったらこうしてみたら?」「次、俺にやらしてみて」と子どもたちの交流も生まれます。

誰でも簡単に作れます。教室で、放課後児童クラブで、放課後デイサービスで、ご家庭でぜひお試しください。

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