リッケン

料理、ジェンベ 、ギター、音楽鑑賞、読書が趣味。料理、音楽、時々教育。趣味を楽しみなが…

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料理、ジェンベ 、ギター、音楽鑑賞、読書が趣味。料理、音楽、時々教育。趣味を楽しみながら『通いたくなる学校・働きたくなる学校』を目指し、身近な人を勇気づける #近フルエンサー 教務主任です。EDUBASE。ペップティーチャー

マガジン

  • 共育LIBRARY×共同運営マガジン

    • 9,951本

    noteで成長したい。もっとたくさんの人に記事を見てほしい。仲間とつながりたい。少しでもよりよい未来の為にできることを発信したい。 そんな共通の「思い」をもつ方ならば、誰しも歓迎します。 共に手を取り合い、共に成長していきましょう!

  • 徒然草 〜教育エッセイ〜

    日々、教育について感じたことや考えたこと、よりよく生きるためのヒントなどを徒然なるままに書いたエッセイです。

  • 声かけはユーモアをもってハッピーに

    子どもたちの言動に、正面からぶつかりたくなる事はありませんか?大抵先生も子どもたちも嫌な気持ちになっちゃいます。そんな時はこんな風にユーモアをもって声をかけて見ませんか?

  • 指導技術

    子どもたちを指導するときのちょっとしたコツについてまとめていきます

  • 子どもたちへの語り

    教師生活20数年の中で、さまざまな場面で子どもたちに語りをしてきました。その中で特に子どもたちに響いたものを記事として残していきたいと思います。それぞれの先生方がアレンジし子どもたちに語っていただけたら幸いです。

最近の記事

一億総消費者感覚社会をどう生きるか?

修了式を終えほっと一息。今年も誰も倒れることなく走り切ることができました。その健闘をたたえ合い祝杯を🍺楽しいひと時を過ごしました。昨日は安定の二日酔い💦ようやく復活したリッケンです。 今日は、最近読んでドキリとした堀裕嗣先生の『みかんとブラック』の紹介です。堀先生は記事の中で、『一億層消費者感覚がすべての仕事を「ブラック」にしている』と指摘されています。 教員の仕事はブラックだとよく言われていますが、教員だけではなく「すべての仕事がブラック」になってしまっているというので

    • カウントダウン0.9

      いよいよ来週は、卒業式、終了式という小学校も多いのではないでしょうか? 小学校の教務主任としての年度末の締めのお仕事に来年度の準備が重なり、文字通り目の回るような忙しさのリッケンです。 今日は、子どもたちのやる気を引き出すカウントダウンのお話です。 人は、期限を決められるとやる気のスイッチが入ります。 それは当然のこと。 どちらがやる気になるのか一目瞭然。②ですね。 人は、期限や時間を決められてカウントダウンが始まるとやる気になるのです。 クラスの中では、よくカ

      • 卒業式の語り はい!の返事はプレゼント

        卒業式まであと1週間、どの小学校でも練習が行われていると思います。 卒業式は、今までの学校生活を振り返り、自分の成長を見つめるとともに、その成長を関わってくれた方々に見せることで感謝の気持ちを伝える場だと思っています。 卒業の節目に式を行うことで、4月からの新たな生活に向かうことができるようになります。 今日は子どもたちにとってよい式にしていくための語りについて書いていきます。卒業生に向けて話す鉄板の語りです。ぜひ最後までお読みください。 卒業式ってどんな場?まずは、

        • 子どもの前で担当の先生を労おう

          3月も、もう中盤。たてわり活動、委員会活動などの終わりが近づいています。 小学校で教務主任として働くリッケンです。立場上、さまざまな先生方の相談に乗ることも多いので、先生方の悩みやがんばりについては痛いほどよくわかります。 1年間担当として子どもたちと共に走り続けてきた先生にはぜひ労いの言葉をかけていきたい時期です。 先生方も、それぞれの担当の仕事が終わった時には、その先生に直接、「お疲れ様!」と声をかけると思います。 直接だってもちろんうれしい。ですが、今日おすすめ

        一億総消費者感覚社会をどう生きるか?

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        記事

          花粉症友だち!って握手しよう

          春になり、私の、鼻腔センサーと眼球センサーがビンビン反応しています。 花粉症歴40年以上、小学校で教務主任をしているリッケンです。 みなさん花粉症は好きですか?と聞かれて「好き」と答える人はまずいないでしょう。 誰もが花粉症にネガティブなイメージを持っています。 ところが、先生が花粉症の場合、そのイメージを一気にポジティブなものに変えることができます。クラスに花粉症の子がいたら、『花粉症友だち』と言って握手をするだけです。 今日は、ネガティブなものをポジティブに変え

          花粉症友だち!って握手しよう

          あふれたコップ 着目するのは最後の一滴?それとも中身?

          3月に入りましたね。春、別れの季節。そして、私にとっては辛い辛い花粉の季節の到来。くしゃみが止まらず、目の周りは真っ赤っか。目と鼻を取り外して洗いたいくらいの、小学校教務主任のリッケンです。 子どもたちが行動を変えたり、行動を起こしたりした時のことは、よくあふれ出たコップに例えられます。 子どもたちが行動を起こしたとき、私たちは、きっかけとなった最後の言葉かけや出来事に注目しがちです。もちろんきっかけとなった言葉や出来事を読み解くことも大切ですが、もっと大切なのはその子の

          あふれたコップ 着目するのは最後の一滴?それとも中身?

          ラーメンとチャーハンを意識したら初対面の人に喜んでもらえた話

          先週、サブスク複合機プリンターの営業の方がメンテナンスにいらっしゃった時のこと。何気ない会話の中で話した私の言葉を、その方がとても喜んでくださったのです。自分の話した言葉で初対面の人がこんなに喜んでくれるなんて、私はとても感激しました。 昔の私ならこんなふうに人を喜ばせる事なんて出来なかったはず。 何がきっかけなんだろう?と振り返ってみると、「そうだ、渡辺道治先生のラーメンとチャーハンの話を聞いてからだ!」と気づきました。この話を聞いてから、私は、自分の話す言葉やXなどに

          ラーメンとチャーハンを意識したら初対面の人に喜んでもらえた話

          先生、何行書いたらいいですか?

          週1で教務通信A4裏表を4年間、note1〜2記事を1年間と、書くことが習慣化しつつある小学校教務主任のリッケンです。ですが、実は学生の頃は、文章を書くのが大の苦手でした。作文・感想文は地獄の時間。 今日は、作文・感想文の時間が地獄の時間とならないようにするためのお話です。 作文や何かの感想を書くときに、「先生、何行書いたらいいですか?」「何枚書いたらいいですか?」と質問してくる子はいませんか? 毎年、どのクラスを担任しても、必ずされる質問でした。 その度に、ちょっと

          先生、何行書いたらいいですか?

          体育の時に姿勢の悪い子にはユーモアで声かけを

          体育の時に座り方といえば、体操座り。 長時間の体操座りは、内臓が圧迫されて・・・、なんて議論もありますが、長時間その姿勢を保持することはありませんので、体育で説明を聞く時間には基本的に体操座りをしています。短時間集中して話を聞ける姿勢でいることは大切だなと思います。 体育の授業中、胡坐(あぐら)をかき手を後ろについて上体をそらしてしまっている子、お姉さん座りをして手を横についている子、片膝を立てて肘をのせている子、中にはねころんで肘をついて手を頭になんて子もいます。さすが

          体育の時に姿勢の悪い子にはユーモアで声かけを

          これで雨の日も安心440円でペグソリティアを作ってみた

          雨の日が好きですか? 晴れの日が好きですか? 私は、小学生の頃どちらかといったら、晴れの日が好きでした。平日は晴れが好き。でも土曜日と日曜日は・・・。 習い事でやっていたサッカーが好きではなかったので、土曜日・日曜日には毎週雨乞いをしていました(笑)余談でした。 雨の日は、外で遊べません。多くの子どもたちにとっては苦痛です。特にやんちゃな男子にとっては。 「教室では読書などして静かに過ごしましょう!」そんな言葉は、耳にタコができるほど聞かされています。有り余るエネルギ

          これで雨の日も安心440円でペグソリティアを作ってみた

          体育で熱中を生み出す簡単な仕掛け〜何の変哲もない運動がジャンケン1つで能動的に〜

          先週は、瀬戸solan小学校の公開授業で渡辺道治先生の授業を参観に行きました。会場や懇親会では、今までオンライン上でのやり取りはしていても、会ったことのない方々と会うことができました。オンラインで素敵な方々は、やっぱりリアルでも素敵でした。 そして昨日は、渡辺道治先生の話し方講座『話し方のチカラ 第2講座』を受講してきました。そこでも、素敵な方々との再会、そして、なんと、同じ自治体から参加されている方にも出会いました。しかもその熱量が素晴らしく、会が終わった後も喫茶店での話

          体育で熱中を生み出す簡単な仕掛け〜何の変哲もない運動がジャンケン1つで能動的に〜

          心のバンドエイド③ 〜心配性な子がケガをしたら〜

          どのクラスにも、心配性な子が何人か入るはずです。 普段からこんな様子が見られたら。 心配のサインです。 どこか、普段の生活に不安やストレスを抱えていることが考えられます。 心のバンドエイドが必要です。 心のバンドエイドについては下の記事にもまとめました。ぜひ読んでいただけたらと思います。 普段から不安を抱えているので、ケガをしたら痛いし心配だし、さらに不安定になります。 そこで今日は、転んでケガをした時にほめることで安心してもらう方法について考えていきます。 転ん

          心のバンドエイド③ 〜心配性な子がケガをしたら〜

          『言葉ポーカー』を作ってみた

          みなさん、カードゲームは好きですか? 大好きってほどでは・・・なんて人でも、UNO、それからトランプでババ抜き、ジジ抜き、7並べ、大富豪、戦争、豚のしっぽ、ポーカーなどはやったことがあるんじゃないでしょうか? 最近は、空前のテーブルゲームブーム。「ナンジャモンジャ」「はぁっていうゲーム」「ワードバスケット」「ワードウルフ」「ニムト」「ドミンゴ」などさまざまなゲームが出ています。 これは面白そう!じゃあ買っちゃう?というわけで、我が家のカードゲームもどんどん増殖中です(笑

          『言葉ポーカー』を作ってみた

          心の声がだだ漏れの子に②

          行きつけの地元のバーではお客さんがいっぱいいると、いつもマスターからほって置かれます。あとでマスターから、「リッケン君はさ〜、ほかっといても、知らないお客さんとしゃべってくれるじゃない。だから助かるんだわ〜」と言われました。小さい頃から変わらず、今もおしゃべりなリッケンです。 前回の記事では、おしゃべりが止まらない子どもたちの衝動性について、わたしの小さかった頃の経験を交えて書いてみました。まだ読まれていない方は、こちらの記事を先にお読みください。 要点は以下の3点です。

          心の声がだだ漏れの子に②

          だってあの子ほめるところがないんだもん 〜 5つの承認レベルの話 〜

          前回の記事の更新から2週間ほど空いてしまいました。 インフルエンザ・新型コロナの流行などの影響を受け、お休みの先生のクラスに入ったり、校内研修や学校公開の準備をしたりと文字通り目の回るような忙しさでした。ふ〜ようやく一息です。 今回は、「承認」の話です。 認めるのが大切、ほめるのが大切そんなことがよく話題に上がります。よし!やってみよう!とその気になってがんばってみたことがある人も多いのではないでしょうか。 若いころの私もそうでした。が、しかし、これが続かない。「だっ

          だってあの子ほめるところがないんだもん 〜 5つの承認レベルの話 〜

          私的『シン・おっさん教員』後半

          前回の記事では、自校の校内研究でなぜ先生方が前のめりに学ぶようになったのか、『シン・おっさん教員』の文脈から書いてみました。 ※さる先生の『シンおっさん教員』の記事はこちら ※前回の記事を読まれていない方はこちらから 今回は、いよいよ後半。校内研究を牽引してきた私がいなくなった後の校内研究をどうしていくのか?という耳の痛い問いに対する回答編です。 後半 耳の痛い話への回答人を責めるな仕組みを責めろ これはトヨタの有名な言葉です。 簡単にいえば、「うまくいかない原因

          私的『シン・おっさん教員』後半