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新曲「NEVER EASY」の誕生秘話と歌詞和訳全公開!


みなさんどうも、Rick Lifeです。

2024年1月19日に新曲「NEVER EASY」をリリースしました。紹介にも書いてあるように、テーマは「さよならはいつも簡単じゃない」です。元々洋楽のポップスを聴いていたのもあって今回はUSポップを意識したサウンドになっています。歌詞は全編英語になっています。

こちらからサブスク配信で聴けます。↓

この記事を読む前に是非聴いていただければと思います。

ちなみにリリースした同時に、AppleMusicの公式プレイリストにも選出されましたので、こちらもチェックしてみてください。


また、この記事ではこの曲を書くことになった出来事、すなわち誕生秘話を明かします。

そして、全編英詞なので和訳も載せます。和訳を読みながら歌の世界観をより楽しんでいただけたら嬉しいです!

NEVER EASY 誕生秘話

きっかけになった出来事 (曲紹介の深掘りエピソード)

きっかけになった出来事は、曲紹介にもある様に「留学時代に経験した別れ」が元になっています。

私は大学時代はずっとアメリカで過ごしました。正規留学です。
最初はシアトルのコミュニティーカレッジ(日本で言うと短大に近い)に2年通っていました。その学校では、現地のアメリカ人のみならず、世界各国から集まった留学生達とも友達になりました。
その2年間、放課後は気の合う親友グループでよく遊びに行ったりしていました。今でも当時の写真を眺めては、よく思い出しています。

しかし、コミュニティーカレッジに通う大半の学生は、3年生になるために別の大学に編入してしまいます。留学あるあるで、私もそのうちの一人でした。

そうなると、必然的に卒業後は親友達と物理的に離れることになりました。

みんなそれぞれ夢に向かって違う州の大学に進学していきました。

孤独からスタートした留学生活を次第に彩った楽しかった思い出が多いだけに、当時はだいぶしんどかったです。
また、人間関係が一からのスタートなのか…と憂鬱になりました。

編入したシアトルにある大学でも、どうにか友達は出来て楽しく過ごしていました。
ですが、卒業と同時に私はカリフォルニアへ、仲良くなったルームメイトが母国に帰ることになってしまったので、また友達との別れを経験しました。

今でも、当時出会って仲良くなった親友達とは連絡を取り合っています。
インスタのストーリーで近況が見えるし、電話もできるので元気でやっているのは知っています。ですが、すぐ直接会えないのは寂しいものです。


日本に帰国してから、この辛さが時々押し寄せます。
本当はまたみんなで集まって大はしゃぎしたいな、そんな想いを曲として残しておこうと思いました。



こうして、この曲は出来上がった….と言いたいところですが、本当にきっかけになった出来事が別にあります。もちろん親友達との物理的な別れも動機の一部ではありますが、これから話す出来事の方が割合は大きいです。


本当にきっかけになった出来事 

先ほどのきっかけも個人的には辛い経験でしたが、これから話す出来事がやっぱり大きく関係しています。

(※人によっては重たく暗い話になるかもしれないので、無理の無い範囲でお読みください。)




NEVER EASYを書く最大のきっかけになったのは、大好きなおばあちゃんの死去が原因です。

おばあちゃんは、私が留学している時かつコロナが広まる直前の時期に突然死してしまいました。一人で暮らしていたので、いわゆる孤独死で亡くなってしまいました。

私はその時ちょうど学校の合宿研修の最中で、親もそれを知っていて心配かけまいとしたようでお通夜とお葬式を済ませた直後に連絡をもらい、訃報を聞きました。

おばあちゃんは、頑固な一面もあったけど基本陽気な人で、私が幼い時からずっと可愛がってくれました。学生の頃は夏休みと冬休みは必ずおばあちゃんの家に泊まりに行ったり、時には一緒に旅行しました。
おそらく箱根は一生分ぐらい行ったかな?というくらいに思い出の旅行先です。

また、おばあちゃんは色んな世界を見せてくれました。今でも忘れられないような美味しいレストランに連れて行ってくれたり、初めて美術館に連れて行ってもくれたし、当時子供だった私にもわかりやすいようにお洒落な服の着こなし方などをレクチャーしてくれました。(自慢ですが、おばあちゃんはめちゃんこお洒落さんで、ファッションセンスはピカイチでした。普通のシニアの方に比べてもダントツで輝いてました。)
私がファッションや芸術などに興味を持つ様になったのは、間違いなくおばあちゃんがきっかけです。
どの出来事も印象が強く、おばあちゃんと過ごした時間は今でもはっきりと思い出せます。


そんな大好きなおばあちゃんの最期を見届けてやれなかった、
あまりにも寂しい最期にしてしまった、
お通夜もお葬式にも出られなくて自分はなんてやつなんだ、
でもいなくなってしまったこの現実を受け入れられない、


この考えが2年ほどこびりつきました。
(親には葬式に出られなかったことで自分を責めるな、と言われましたが今でも人生最大の後悔になっています。)


おばあちゃんの死去から3年経った時に、ようやく現実を受け入れつつあった私は「後悔は一生背負う、この想いも一生忘れない」と言う考えに辿り着き、形としていつまでも残しておきたいという強い思いに変わりました。


制作の裏側


そこからNEVER EASYの制作が始まりました。
曲調は最初から明るくしようと決めていました。何故なら、別れは悲しい物ではあるけどその分たくさんいい思い出もあったよね、と考えたからです。
でもただ明るいだけではなく、切なさも感じさせたり、涙のきらきら感を表現することにもフォーカスしました。そうすることで、楽しかったし悲しいという感情の混ざり具合が表現できたかと思います。


歌詞は、どんな人にも響くように一応どの別れにも当てはまるように書きたいな、とは思っていたのでやや抽象的にしています。
友達との別れもここで表現させたいとも思ったので、その意味合いも混ぜています。
3回目のサビの前は私自身の強い思いが入っています。最後の盛り上げの前なので、ここで少しシリアスにしてみました。

和訳を読むと、より伝わるかと思います。


NEVER EASY 和訳


(verse 1)
Look at the window, such a beautiful outside
Sunshine is too blight, But my room is in dark
Don’t make me a sad girl, I know I can go through
Lemme have one more time yeah

(和訳)
窓を見てごらん、とっても外は綺麗だね
日差しは眩しすぎる、けど私の部屋の中は暗い
私を「悲しい子」にしないで、乗り越えられるってわかっている
「もう一度」を叶えさせてよ

To hug you I was too shy, but didn’t know it last time
You were flying so high, nothing just I was  watching
Then Where were you gone? Do you still remember me?
I wish everything for you

(和訳)
私は恥ずかしがり過ぎてあなたを抱きしめられなかった、でもそれが最後のチャンスだってその時は知らなかった
あなたは空高く飛び立っていたね、ただ私はそれを眺めているだけだった
それで、あなたはどこへ行っちゃったの?私のことまだ覚えているの?
あなたのためなら、なんだって願っている

(bridge)
When Can I see you again ? One day…..
still I can hear your voice Every day
But I wanna say

(和訳)
いつあなたにまた会えるかな?いつか….
まだあなたの声、毎日聞こえてくるよ
だけど、こう言いたい

(hook)
Never easy to say bye
Never easy to say bye
Never easy to say bye
Never easy to say, Never easy

Never easy to say bye
Never easy to say bye
Never easy to say bye
Never easy to say, Never easy

(和訳)
さよならを言うのは決して簡単じゃない


(verse2)
Look at the picture, me and you with big smile
On the wall with memory  but it was torn up
If you were still here, would you listen to me?
I need someone like you yeah

(和訳)
この写真を見て、私とあなたが写真の中でとびきりの笑顔をしているよ
壁に思い出を貼っていたけど、破れちゃった
もしまだあなたがここにいてくれてたら、私の話を聞いてくれてたかな?
あなたみたいな人が必要なんだよね


You had to go anyway, I didn’t wanna say yes for
But I said I don’t mind, you have to live your life
Release my hand, let it go, in distance we were apart
Our Time never come back.

(和訳)
とにかくあなたは行かなくちゃいけなかった、私はその事に「いいよ」って言いたくなかった
だけど私は「別に気にしないよ」と答えた、あなたの人生を生きなくちゃ
私の手から離れて、あなたは行ってしまい、距離のせいで私たちは離れ離れになった
私たちの時間はもう二度と戻ってこない


(bridge)
When Can I see you again ? One day…..
still I can hear your voice Every day
But I wanna say

(和訳)
いつあなたにまた会えるかな?いつか….
まだあなたの声、毎日聞こえてくるよ
だけど、こう言いたい


(hook)
Never easy to say bye
Never easy to say bye
Never easy to say bye
Never easy to say, Never easy

Never easy to say bye
Never easy to say bye
Never easy to say bye
Never easy to say, Never easy

(和訳)
さよならを言うのは決して簡単じゃない


(bridge)
If my desire and wish would come true, I really wanted to tell you I loved you
Even I lose my voice  I won’t care yeah
keep screaming, to make you answer   remind you of me in your place
Still I Wanna see you everyday ….so I wanna say

(和訳)
もし私の願望、願いが叶うのであれば、あなたに愛しているよって伝えたと思う
たとえ声が枯れたとしても関係なく伝えたい
あなたの返事が返ってくるまで、私は叫び続けるよ、あなたに私がきっかけであなたのあるべき場所を思い起こさせてみせるんだ
今でも毎日あなたに会いたい、だから私はこう言いたい


(hook)
Never easy to say bye
Never easy to say bye
Never easy to say bye
Never easy to say, Never easy

Never easy to say bye
Never easy to say bye
Never easy to say bye
Never easy to say, Never easy


(和訳)
さよならを言うのは決して簡単じゃない



終わりに


いかがでしたでしょうか。

これを機にNEVER EASYを聞いていただきたいのはもちろんですが、この歌を通して後悔のないように身近な人をより大切にしてもらいたいと私は願っています。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

2024年1月23日
Rick Life

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