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一日一食にしてみたら、頭も体もシャキーン!となった

年明けから一日一食を絶賛実践中。

これが思いのほかいい感じ。いや、思った以上にいい感じ。
そして、思った以上に苦しくない。

そもそも、なぜ「一日一食」なるものにチャレンジしてみようと思ったのか。
理由は至ってシンプルで「食べ過ぎていた」から。

昨年の秋頃から日々「食べ過ぎだな〜」と思いながらも、飽きもせずにパクパクよく食べていた。そして例にもれずウエストのボタンもちょっとキツくなってきたなと思いつつ、新年を迎えてももやっぱり食べていた。

そして正月も過ぎた頃、ある日突然「もういいや。食べるのはうんざりだ。今日から一日一食にする」と決めてそれは始まった。

一日一食にすることを全ての方にオススメするわけではない。
それができる環境も必要だと思う。日々の仕事で肉体的に疲れていても、精神的に疲れていても、どちらも疲れてはいないが人付き合いが多いという環境でも、それを始めるのは難しいかもしれない。
やはりタイミングってあると思う。

私にとってそのタイミングとやらが、まさに今だと直感的に思った。

そして一日一食を始めた最大の理由は「痩せたい」というダイエットというよりも、どちらかというと「胃が疲れた」から。
そしてもう一つの理由が、起床時のダルさと疲労感。それはたぶん食べ過ぎが原因だろうな、と何となく思っていたから。

以前から「一日一食にする本」とか、「空腹に関する本」を何冊か読んでいたので、空腹の時間をどれだけ長く持つかという重要性は知っていた。

例えば一日12時間から16時間ほどの空腹状態を作ると体は「栄養飢餓状態」になるらしい。そのような状態のとき細胞は肉体を維持するために、自分の中にある余分なたんぱく質をアミノ酸に分解して、一時的にエネルギを作り上げるとのこと、また、たんぱく質を分解し再利用することで、新しい細胞を作るとのこと。

そういう働きのことを「オートファジー」というらしい。

オートファジー?聞きなれない言葉だなと思っていたところ、どうやら2016年に日本の研究者の大隈良典さんという方が「オートファジーの仕組み」を解明して、ノーベル医学生理学賞を受賞され有名になったらしい。

なるほど、発見されてまだ日が浅いんだな、だからこそ聞きなれないんだな、と納得。でもこのオートファジーってなかなか素晴らしい作用を持っていて、結局オートファジーが作用することで、体の老廃物がなくなり、また、細胞も組織機能もどんどん活性化していくという。

これはどういうことかな?もっと知りたいたいな、という私の中の探究心が爆発し、さらにネットで調べまくってみた。いや、このオートファジーという作用、調べれば調べるほどすごい!ノーベル賞も取るわけだ!と興奮とともに感動すら覚える。

もっと簡単にまとめてみよう。
栄養状態が足りなくなった体は(空腹状態)→肉体を維持するために、細胞自身が細胞の中にある余分なタンパク質、脂質、不良なミトコンドリア、さらに細胞内に入った病原性細菌などを分解し浄化することで、いろんな病気から体を守る→これらの作用そのものが、体内の不要なものを掃除してくれているということ。

さらにたんぱく質に至っては、細胞内にある過剰なたんぱく質が、生きるために必要なたんぱく質へとリサイクルされる→ということは、不要なものをエサにして、新しい細胞にどんどん生まれ変わるということ→細胞が生まれ変わるということは、新しい体、新しい肌になるということ→新しいピカピカの自分に生まれ変わる(大げさ)

という流れになるとみた。
これはデトックスであり、アンチエイジングであり、とても素晴らしいことじゃないか!!と一人フガフガしながら感動した。(ちなみに分解され続けることはないらしい。ちゃんと生命維持に必要な分だけ分解されるとのこと)

ちなみのちなみに、それらのことは一日一食を始めてから一週間後くらいに知ったことなので、余計に続けてみたくなった。

そんな感じで今も続けている。始めた頃はまずは3日、3日頑張ればなんとかなる!と思っていたけど、あまり苦もなく3日も過ぎた。

今回わりと楽しみながら続けられているのは、一日一食を始めたときに「完璧を目指さない」と決めていたことが大きい。どうしてもお腹が空いた時はスープを飲んだり、それでも我慢できない時は、少し食べることも良しとした。そして食べる時は好きなものを食べたい分だけ食べている。それでもつい先日までのあの食べ過ぎの自分と比べると、かなり上出来!このままゆるりと進めていこう。

ちなみに、起床時のダルさは数日で解消した。そして、明らかにずっと続いていた疲労感も違うし、頭もクリアになっている気がする。体も頭もシャキーンとなった感じがとても嬉しい。

冒頭でも言ったように、これは誰にでもオススメできるわけではない。
けど、けど、一食はできないとしても一日二食にするのはかなりオススメ。数年間、一日二食を続けているけれど、それでもやっぱり違う。

新しい年、新しいことを始めて新しい体になるのも悪くないかもです。

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