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ハハハ読書

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気ままに選書 日常生活のお話を絡めたゆるい読書記録です
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#読書記録

「大事なのは長く生きることではなく、よく生きることだ。」

「大事なのは長く生きることではなく、よく生きることだ。」

忙しい1週間でした。

仕事で重いトラブルが発生して、本当は休んでいる場合ではないのだけれど、今日は病院の予約を3件入れているので、一緒にお仕事しているメンバーに案件を託しました。
申し訳ない気持ちを抱え、頭の片隅で仕事のことを考えながら有給休暇を消化する…あまり健全ではないなぁ。(苦笑)

そんな中で読み終えた「旅をする木」は、私の価値観を優しく刺激してくれました。
胸がいっぱいになって、ちょっ

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「種を蒔く」

「種を蒔く」

これは、星野さんがオーロラを見るために、幅広い年齢の子供達と一緒にルース氷河に滞在した時のお話です。
オーロラを目の前にした子供達の反応は様々。そんな彼らを見て綴られた細野さんの言葉がとても印象的でした。

「ひとつの体験が、その人間の中で熟し、何かを形づくるまでには、少し時間が必要な気がするからだ。」

***

母親になって日々実感するのは、子育てとは種蒔きの連続である ということ。

子供達

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生きるということ

生きるということ

40代、子育ても落ち着いて働き盛り。

そんな私なので、必然的にこの先のキャリアを意識した自己研鑽に興味が傾きがちになります。実際2023年は、資格取得のための勉強にたくさんの時間を費やしました。新しい繋がりも増えて、充実した一年になったと思います。

その中で出会った一冊の本。
一通りの試験が終わった今、ゆっくり読み進めています。

みなさん、星野道夫さんはご存知ですか?

星野さんは、主にアラ

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「伝え方」のすべては、相手の立場になって考えること

「伝え方」のすべては、相手の立場になって考えること

ただいま。
前回の更新から10日が経ちました。
お久しぶりです。

noteをお休みしてから試験までの1週間、死ぬ気で勉強するつもりでした。

しかし現実は甘くなく、テキストを開いた途端に眠気が襲い、消化不良のまま試験当日を迎え、そして敢えなく玉砕しました。いやはや、マジでキツかった…!
あんなに手応えのない試験あるんか?ってくらい辛かったです。圧倒的努力不足です。ハイ。

試験が終わった後も、イ

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残念ながら声の大きい人は強い【組織で働く私の小さな愚痴】

残念ながら声の大きい人は強い【組織で働く私の小さな愚痴】

弱みをなくすことにエネルギーを注ぐのではなく、強みを活かすことにエネルギーを注ぐこと。

これは、マネジメントにおいて極めて重要なことであると、ドラッカーは繰り返し述べています。
強みを最大限に活かすことに加えて、メンバー全員に共有し、補い合うことによって、それぞれのメンバーの能力を引き出すことが可能になるのです。

うん、わかるよ。

わかるんだけどさ、自分の強みをもって他のメンバーの足りない部

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空海プロジェクト

空海プロジェクト

「私ね、虚無ってる時の顔が空海に似てるらしい」

ある日、娘がそう言いました。

空海?! と、一瞬怯みましたが、言わんとしていることはわからんでもない。
ほぅほぅと聞き流していたら、いつの間にか娘と友達との間で、オリジナルで空海の絵かき歌を作るプロジェクトが立ち上がっていました。
類は友を呼ぶとはよく言ったもので、個性的(オタク)な娘の友達もまた個性的なので、自然な流れではあったのかもしれません

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「心で考える」真意とは

「心で考える」真意とは

「自分らしさ」を大切にしようとするあまり、視野が狭くなってしまうことってあるよなぁって思いました。

「私はこういう人間だから」と変化を拒むことで、成長が止まってしまう。そうならないために、心のロックを外してフラットな状態で考えることを著者の松浦さんは「心で考える」と表現していました。

心で考える=思考に心を入れる ということは、自分の周りにいる人のことを思いやることから始まります。

その思い

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