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MiiTelで築く未来〜ブランドタグラインにこめた想い〜

こんにちは、株式会社RevComm(レブコム)代表取締役の會田(@Takeshida5)です。

この度、音声解析AI電話「MiiTel」を「MiiTel Phone(ミーテル フォン)」に名称変更し、「MiiTel」は「MiiTel Meetings(ミーテル ミーティング)」「MiiTel RecPod(ミーテル レックポッド)」を含む全プロダクトの総称に変更いたしました。また、「MiiTel」の新しいブランドタグライン「話す、聞く、価値になる」を発表しました。

今回のnoteでは、「MiiTel」のマルチプロダクト戦略を進める中でプロダクトの名称変更に至った背景と、新ブランドタグラインにこめた想いについて紹介します。


プロダクトの名称変更およびブランドタグライン設定の背景

レブコムは2017年、「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る」というミッションのもと創業しました。実は創業前の2016年、前職でウクライナにいた時に、ビジネスモデルを作るよりも前に「誰と」「どんな社会を作りたいのか」を定めました。まず「誰と」を考え、以下の要素を洗い出し、各項目のイニシャルを取ってCorporate Valueとして"HAPPY(Happiness・Accountability・Professionalism・Passion・Youthfulness)"と名付けました。そのHAPPYな仲間と共に、どんな社会を作るのかを考え、「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る」というミッションに行き着きました。

そして、HAPPYな仲間とミッションを実現するために、どんな事業展開をすればよいのかを考えました。まずは「経営判断AIを創る」というゴールを設定し、そこにたどり着くための道のりを仮説検証し、10回のピボットを経て、最初のプロダクトである音声解析AI電話「MiiTel Phone」に行き着き、2018年にローンチするに至りました。

ビジネスにおける音声コミュニケーションの接点は、電話、ウェブ会議、対面の3つが主流です。これらすべてのタッチポイントでのコミュニケーションコストを下げ、生産性を向上させるために、「MiiTel Phone」に加えて、ウェブ会議での会話を解析する「MiiTel Meetings」、対面での会話を解析する「MiiTel RecPod」を順次ローンチしました。

ブランドタグタイン「話す、聞く、価値になる」に込めた想い

このマルチプロダクト戦略の中で、自然とブランドタグラインの変更が求められました。そこで、著名なクリエーティブ・ディレクターである澤本 嘉光さんにご相談し、大変嬉しいことに私たちが実現しようとしていることにご共感いただけたので、ブランドタグラインとプロダクトタグラインを一緒に創り上げていただくことになりました。

テクノロジーのレイヤーは主に、

・インフラレイヤー
・データレイヤー
・アルゴリズムレイヤー
・アプリケーションレイヤー

の4つに大別されます。MiiTelはSaaSなので、アプリケーションレイヤーとして語られることが多いですが、本質的に重要なのはデータレイヤーです。アプリケーションは言うなれば「ドア」であり、データレイヤーを構築するための入り口と言っても過言ではありません。
アプリケーションレイヤーで生産性を向上させて短期的なP/Lインパクトを実現しつつ、音声データをビッグデータとしてアセット化し、中長期的なB/SインパクトをもたらすことがMiiTelの本質的な価値です。

AIの根源はデータですが、企業のデータは主にテキスト、画像、音声の3つに大別されます。このうち、テキストと画像は綺麗に整形された状態でビッグデータ化されており、AI活用しやすい状態にあります。しかし、音声データはほとんどデータ化されていないのが実情です。音声データはニュアンス、パーソナリティ、温度感などの極めて貴重な情報を含んだ重要なデータであるにも関わらず、十分に活用されていません。

国立国語研究所の調査によれば、人は1日に約6時間コミュニケーションを取ると言われています。普段何気なく行っているコミュニケーションそのものが価値を持っていることを再認識していただくために、「話す、聞く、価値になる」というブランドタグラインにしました。

プロダクトの役割に基づいたタグラインも発表

そのブランドタグラインのもと、各プロダクトの役割に基づいたタグラインを設定しました。

・MiiTel Phone(ミーテルフォン)「受けた人も、しあわせに」

電話はネガティブなものとして捉えられがちですが、適切に使えば非常に便利なツールです。また、学生時代に恋人や友人と夜な夜な電話して幸せな気持ちになっていたように、人々を幸せにするツールでもあります。しかし、無作為に電話をかけたり、感情的にクレーム電話をかけることによるカスタマーハラスメント(カスハラ)が社会問題化するなど、電話の負の側面が強調されるようになっています。私たちはテクノロジーの力でこの状況を変えることができると信じています。そこで今回は、「掛ける人」だけでなく、「受けた人」にも焦点を当て、受けた人も幸せになるような電話を提供したいという想いを込めて、「受けた人も、しあわせに」というタグラインを設定しました。

・MiiTel Meetings(ミーテルミーティング)「リモートに、確かなつながりを」

コロナ以降、リモートコミュニケーションの割合が増えましたが、多くの人がリモートに物足りなさを感じています。テクノロジーで話し方や話す内容を最適化することで、リモートコミュニケーションでも確かなつながりを感じることができます。そこで「リモートに、確かなつながりを」というタグラインを設定しました。

・MiiTel RecPod(ミーテルレックポッド)「会って話す、を最強に」

対面でのコミュニケーションは親密な関係を築きやすく、より多くの情報量を得られる一方で、情報の非対称性が生まれやすい側面があります。テクノロジーを活用することで、対面でのコミュニケーションにおける情報の非対称性を減らし、自らのコミュニケーションの仕方や内容を振り返るセルフコーチングを実現できます。わざわざ移動に伴う時間的・経済的コストをかけてでも会って話すのであれば、その価値を最大化したいという想いを込めて、「会って話す、を最強に」というタグラインを設定しました。

私たちは、これからも音声コミュニケーションを最適化し、音声データの価値を最大化することで、社会に貢献していきます。新しいタグラインのもと、人が人を想う社会を、そして明るい未来を創り上げていくことに挑んで参ります。


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