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Reunionライトノベル

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Reunionのライトノベルのアーカイブです。
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#アニメ

ライトノベル序章【バンドとの出会い】

 人々が行き交う渋谷の真ん中で、人のざわつきと車体の音、そして様々な音が混ざり合い耳の中…

Reunion
4年前
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ライトノベル第一章一話【幾度となくすれ違う関係】

「なあ、詩音(しおん)。詩音ってば!」  いきなり背後から肩を掴まれ引っ張られる。一気に…

Reunion
4年前
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ライトノベル第一章二話【初めてのバンド】

 俺がはじめてバンドを組んだ時、俺を含めバンド経験がほぼなく、手探り状態だった。だからこ…

Reunion
4年前
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ライトノベル第一章三話【馴染みのスタジオにて】

「よう詩音。また一人か?」  スタジオに行くと、見慣れた顔の男が俺の顔をのぞき込むように…

Reunion
4年前
2

ライトノベル第一章四話【詩音の決意】

 俺は楽器を弾けたり歌を歌えたりだけではなく、作曲や作詞というものもひと通りできる。曲や…

Reunion
4年前

ライトノベル第一章五話【DOOMSDAY始動】

 サポートメンバーの募集を出してから数日後、少しずつ問い合わせの連絡がくるようになり、あ…

Reunion
4年前
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ライトノベル第一章六話【苦手なタイプの男】

 俺は再びサポートメンバー募集の告知を貼らせてもらうために、スタジオへ行く。前回、相楽さんとあまりいい関係で別れられなかったことが引っかかっていた。前回のメンバーが決まった時は、店長の相楽さんではなく別の店員が対応をしたため、あれ以来顔はおろか会話すらしていない。正直、会い難いという感情はあったが、割り切ればいいだけだと、俺は入り口の扉を開けた。その先にある受付には、運が良いのか悪いのか、あの時以来となる相楽さんがいた。 「よう、詩音。ライブは大成功だったんだって? オレ

ライトノベル第二章一話【奏との一日】

 連絡待っているから・・・と奏に言われてから二日が経過していたが、俺は連絡をしなかった。…

Reunion
4年前
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ライトノベル第二章二話【忘れていた想い】

 奏は有言実行するタイプのようで、本当に俺と行動を共にし始めた。張られているのでは?と思…

Reunion
4年前
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ライトノベル第二章六話【犬猿の仲?】

 翌日、相楽さんのスタジオで本番ライブを想定した通しリハーサルをすることになった。もとも…

Reunion
3年前
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ライトノベル第二章七話【理想の音楽の実現・・・と思いきや】

 ライブ当日。DOOMSDAYがはじめてのライブをした箱よりも集客数が多い箱で、5組のバンドと対…

Reunion
3年前

ライトノベル第二章九話【取り戻しつつある大切なモノ】

 ライブ成功の余韻がまだ残る翌日の昼下がり、俺は相楽さんのスタジオに顔を出した。中に入る…

Reunion
3年前

ライトノベル第三章一話【DOOMSDAYの新たな作戦】

 いつものように相楽さんのスタジオで奏と律と三人、曲のイメージや次のライブに向けての案な…

Reunion
3年前
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ライトノベル第三章二話【ライブハウスの裏にいた一人のローディー】

 ライブハウスの中に入った時にはすでに演奏が始まり、受付で何番目かを訊くと最初のバンドだという。それでもステージ上ではラスト! とヴォーカルが客を煽りノリのいい曲で客との一体感を見せていた。  客層が若いため、結成間もないバンドなのだろう。ノリのいいラスト曲もポップ調色が強いロックだった。固定ファンを持っていそうだが、DOOMSDAYの求める音楽性との接点がない。  今日のライブハウス巡りもハズレか?  奏も律も時間を見つけてライブハウス巡りをすると言っていた。そろそろ情報交