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【処世術】【心理】パーキンソンの法則を逆算せよ②

前回をお読みになってからご覧ください。

第二法則

「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

資本主義の成長における基本的構造であるインフレと給与増も要因の一つだが、個人レベルで対処しようがないのでいったん置いておく。

するとこれも、残りはほとんど人間の心理で説明がつくし、ということは解決策もある。

以前YouTuberのまこなり社長がいい公式をあげていた。
貧乏 = 人と比べる心 × 執着を生む環境
だと。

ここでは貧乏というワードを使っているが、支出と収入のバランスによって起きる相対的な現象という点で本質は変わらないだろう。

これは本当に的を射ている。
貧乏な日本人の生活水準と比べ圧倒的にそれが低い国は多くあるが、その国の人たちが貧乏だと思っているとは限らない。

100人の村で全員貧しく、周りに1人もうらやむ対象がいなければ自身が貧乏とは気づきもしない。

貧乏とは餓死するレベルでない限り絶対的なものではなく、周りの人と比べた主観的かつ相対的な線引きでしかない。

上方比較・下方比較という。
自らの状況や立場と比べ、上位の人間を羨んだり目標としたりする心理しかり、下位の人間を蔑んだり憐れんだりして安心する心理だ。

逆に言うと、この比較にとらわれるからこそパーキンソンの第二法則は起こる。
所得に応じてコミュニティは変わるからだ。

周りに上位の人間しかいない場合、他人と比較しやすい人は自分が惨めになる。
だから、その人たちとは距離を置くようになり自分と環境の似た人間とつながるようになる。

逆に下位の人間しかいない場合も、気を遣う。または向上心が芽生えるなどによって、彼らと距離をおくようになり、似た環境の人を探す。
仮に離れようとしなかったとしても、相手が辛くて離れていく。

そして、対等もしくは上位の人間と生活水準を比較し、背伸びできそうなものは背伸びしだすのだ。

要は見栄だ。

だから、人間は無意識下では必ずこの法則下に飛び込んでいく。
どんなに仕事を頑張っても生活がラクにならないのは、政府のせいではなく、自分自身の課題なのだ。

だから、対処したければ意識的に『貧乏 = 人と比べる心 × 執着を生む環境』に抗うしかない。


【アクションプラン】

MAACoのおすすめはやみくもに人間関係を広めないことだ。
打算的に近寄ってくる人間はバレるし、そんなつもりはないならないでムリに繋がりを広げる必要はないのだ。

童謡・一年生になったらの中にある「ともだち100人できるかな♪」のくだりは、ポジティブで夢のあるニュアンスは良しとしても、内容的には一部界隈ではあまり良くないとされていてMAACoもそう思っている。

相手が子供だからいいと思うかもしれないが、その結果そのまま大人になっているケースがとても多い。

立場も価値観も全く違う人間は憧れる必要も惨めになる必要もない。
そんな人と比べる可能性を持つこと自体が既に不毛だ。

人に嫌われることを極端に恐れないMAACo的には正直なところ、人と比べなきゃいいだけだから簡単。位に思っているのだが、どうやらこれは簡単ではないらしい。
MAACoがバグっているようだ。

ということはやはり、合わない環境を作らないようにしていった方が良さそうだ。

あなたが本当に好きなこと、必死になって取り組めること、どうしても譲れないものなどが合致する人と、深く繋がっておくといいだろう。

これによって自身の思考や行動の輝きが強まれば、パーキンソンの第一法則もより強まるワケなのだが(笑)


永松茂久さんの「君は誰と生きるか」は、打算的とは違う正しい人間関係の構築の参考になると思います。

Rethink MAACo

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いつか誰かのためになる。 そんな好循環を夢見て活動しています。 お力添えをよろしくお願いしますm(_ _)m