【処世術】【心理】パーキンソンの法則を逆算せよ①
イギリスの歴史学者・政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した有名な法則だ。
この法則はだいたい『わかる~』と共感して終わってしまいます。
でももう一歩踏み込んだら、生き方変わりそう。
MAACoはこれを知った時、
今後どんなに貧しくても生きていけるなと思った。
ビジネスの特性や人間のサガを考えれば当たり前とも思えるこの法則を逆手にとり、どうしたら幸せに生きれるのかを逆算したり、リフレーミングしたりしてみようと思う。
ちなみに、リフレーミングとは解釈変更のこと。
有名な例では、コップ半分の水という事実を『もう半分しかない』と解釈するのか『まだ半分もある』と解釈するのかで、未来の行動計画は全く変わるというものだ。
第一法則
まずは第一法則から。
みなさん体感的にわかっているだろうが、仕事はいくら効率を上げても暇にはならない。
しかしこれは当たり前だ。
雇い主からすれば、定額の給料ならいくらでも多く働かせた方がコスパがいい。
だから、このいたちごっこは宿命だ。
そうすると、だんだん2種類の人間に分かれてくる。
”効率をあげずに現状にとどまる人間”と”どんどん効率を上げて成果量を増やす人間”だ。
この2種類が生まれる以上、”成果量を増やす人間”により、生産性の向上方法は社会に広まり、”とどまった人間”は相対的に出来損ないと化す。
だから、とどまるという判断は事実上停滞ではなく後退だ。
こうして結局のところ、”社会はとどまることを許さない”。
生物学の分野にも”赤の女王仮説”というものがあり
という不思議の国のアリスで発せられた発言から「他の生物種との絶えざる競争の中で,ある生物種が生き残るためには、常に持続的な進化をしていかなくてはならない」という考え方があることからも、この法則は間違いない。
同時に、人間には”心理的リアクタンス”という、一言でいうと”命令されると反発したくなる心理”がある。
内包する言葉でいえば”カリギュラ効果”ともいう。
ということは、とどまるなと言われればとどまりたくなってしまう。
こうして2種類の人間はどんどん差が開いていってしまうのだ。
一方ばかりが認められ、自身が認められてないことに気づきそうになったらら、次の防衛心理として”認知的不協和”が働く。
過去の自己決定と現在のモヤモヤの差異を、整合性のある理論を後付けして自分を納得させるのだ。
社会的な意義や何かしらのリスク回避、ピンポイントの弱者を守るためなどの理由が多い。
最終段階では、その理論でしか自分を否定しなくてする道がないためこれに固執し、再出発できなくなる。
”一貫性の法則”といわれる執着だ。
第一法則だけでも結構深堀ることができただろう。
【アクションプラン】
まとめると『とどまろうとするのは不幸への道』だということだ。
だから人にどうこう言われてやる気を落とす前に、自分で『やることにした』方がいい。
心から思ってなくていいのだ。
”そういうことにした”と自分で決めるだけで。
第二法則
次回に続く・・・
Rethink MAACo
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