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ゲームをやめさせる方法

 やってしまった。私はついに見つけてしまったんだ !

 え、何を見つけてしまったのかって?

 そんなの決まってるじゃないか、タイトルを見ればわかるじゃん。身も蓋もないけどそうじゃん。

 これは私が子供の頃に知りたかった方法だ。幼い時にこれを編み出しておけばもっと他のことに打ち込めただろう。

 結論から言っちゃうとゲームをやめさせる方法、それは記録をつけさせることだ。

 これが1番効く。いくらやっていいよと思っても全くやる気がしなくなった。

 急に言われてもなんのことだかわけわかんないと思うので詳しく解説すると、読んだことある人もいるかもしれないが、私は今年の1月からポケモンのプレイ日記をつけている。「noteを始めたことだし、遊ぶついでに人気作品に乗っかったコンテンツを作っちゃえ!」と安易に手を出した。

 それが間違いだった。

 めんどくさすぎる。あまりにめんどくさすぎる。プレイ日記を作り始めた途端、ゲームが遊びから取材に変わった。遊びながら、見せ場や解説を考えるようになってしまった。ただそのままだと面白くないので、わざわざ他の人をしないプレイをするようになった。私はそういう創意工夫をあまり楽しめるタイプじゃなかったようだ。だるい。娯楽じゃない。

 あれ?もしかして仕事になってるーー!?

 そう、資料集めだ。提出するための資料を電脳世界へ探しに行っている。そして対して需要もない成果物を作る。せっせと作る。めんどくさくなって放置する。

 発売前はあんなに楽しみにしていたのに。ニンテンドーダイレクト(任天堂の新作発表会)を夜更かししてチェックし、ソフトも予約して発売日を指折り数えていたのに、プレイするのが苦痛になった。もう半年ほど触っていない。

 そしてゲームは呪いにもなる。後ろめたさが生まれる。「日記をつけ始めたのだから最後まで書かなきゃいけない呪いだ。」後半まで来たのだから最後まで書かなきゃならない。奇跡的に読んでくれるかも知れない2,3人の為にも完走しなければない。Nintendo Switchの充電も万端。ゲーム画面のスクリーンショットを保存するSDカードも万端。びっくりするぐらいコントローラーに手が伸びない。

 全国のお父さんお母さん方、子供にゲームをやめさせるためには絵日記をつけさせなさい。

 遊んでもいいけれど、どんな部分がどう面白かったのか日記をつけてねと振る。

 うまくいけば絵や文章による表現力、クリエイティブ的な才能が伸びるだろうし、うまくいかなかくてもめんどくさくてゲームに触らなくなる。

 かもしれない。

 ソース俺、

 発表者も俺、

 ドクターK!!

 \テレッテレッテーー/

 \オン‼︎ ゲロンザマイク/ \コスレ、オレ/

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