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建築プロダクトマネジャー/ スロウ・コーチング(THE COACH Academy 修…

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建築プロダクトマネジャー/ スロウ・コーチング(THE COACH Academy 修了)/ 建築と経営のあいだ研究所/フリーのファシリテーター / 一橋大学MBA

最近の記事

3台のワイヤレスピンマイクで動画撮影した

いきなり動画撮影の話で恐縮ですが、自分が関わってるウェブサービスで、動画撮影に3台のワイヤレスのピンマイクを使った話をしようと思います。 というのも、これまで騙しだましやってきた動画によるレクチャーサービスで、とうとう利用者から「音声がもっとよくならないか」というご指摘を受けたのです。すぐに、ピンマイクだね、そうだね、ということになってんですけど、市販の主流である「2台のマイクと1台の受信機」のセットでは、3人がデフォルトの我々のインタビューでは、1台足りなかったのですね。

    • 水平・垂直のダイアローグからナラティブプランニングへの仮説

      つれづれに書いて、あとでタイトルを付けるスタイル。 ここ最近で気になっているキーワードは「エビデンス主義」「民主化」「ジャスティスとコレクトネス」「時間」「正義の倫理とケアの倫理」「ナラティブ」「中動態」「当事者」「主体化」「エンパワメント」「信頼」「解釈多様性」「自由」「雑貨化」「断片化・コンテンツ化」「ネガティブケイパビリティ」「編集」「パーソナルプロジェクト」「未来の民話」「答えの観察」「遊び」「手入れ・手当」「コモンズ」「道具の使用」「水平のダイアローグと垂直のダイア

      • 主体形成の仮説

        4/11のディスカッションは私にとってエポックメイキングとなりそうな予感がしています。 このディスカッションで私は個人が主体となるに至る道筋を見つけることができました。 端的に書くと 問われる ↓ 応答する(してしまう) response ↓ 責任感が生まれる responsibility (問いの内面化) ↓ 主体となる 問うこと(問われること)が主体を育むことに繋がるというのは実感するところでもあり、以前にもこの3人で話した記憶がありましたが、今回のディスカッションの

        • 不確実性のなかで、どうすれば動けるのか

          (わたしの、です・ます調と、だ・である調は気分で変わるのでご容赦を) 昨日ふと、また、ネガティブ・ケイパビリティについて少し考えていた。いや全然ネガティブ・ケイパビリティのことは詳しくないのだけど、ネガティブ・ケイパビリティについて考えるといつも同じところをぐるぐる回っているような気がするので、書くことでマイルストーンにしておこうと思う。 「ネガティブ・ケイパビリティ」と言っているけど、少し具体的にすると、私がここで考えたいのは「正解が分からないこと、不確実なことをどう進

        3台のワイヤレスピンマイクで動画撮影した

          コンセプトワーク2

          前回は、なぜツアーをするのか、ということを「地域の持続可能性に貢献する」というビジョンへ向けて紡いでいきました。 今回はツアー自体にフォーカスして、考えを進めてみたいと思います。 ツアーをやることで地域のコモンズを見つける、ということが、主催者側から見たツアーのミッションですが、ではお客さんからみたこのツアーのバリューはなんでしょうか。 なんとなく浮かんでくるのは「作ることと試すこと」ですね。またもや直感です。 うーん、ちょっと先に行き過ぎたような気がします。まずはコ

          コンセプトワーク2

          コンセプトワーク

          今回、私が関わるある地域でのツアー事業について、コンセプトの言語化をすることになったので、どうせならそれをnoteで書きながら作ってみたいと思います。 どうなるか、今は全然分からない。 狙い何人かでの議論をこれまで3回ほどしたので、これを素材・土台として、編集的にコンセプトを言語化しよう、というのがこのコンセプトワークの狙いです。 まず、私が最近大切にしているのは、動機を出発点にする、ということです。あたりまえですか?そうですか。 今回は主要メンバーの原初的な動機の発露と

          コンセプトワーク

          わたしがコーチングで大切にしたいこと

          今年の目標「わたしの顧客」について、わたしがGiveできることの2つ目はコーチングです。ちなみにひとつめはファシリテーションです。 コーチングとは何か、ということ自体を説明するのは難しいので、私のコーチングの心の師匠こばかなさんの説明をみてください。(笑) https://note.com/kobaka7/n/n0e2de5bc2b9a コーチングの良さコーチングの良さはいろいろありますが、一言で言うと「主体性の回復」です。わたしが通うスクールTHE COACH Aca

          わたしがコーチングで大切にしたいこと

          clubhouseで感じたことと実践してみたいこと3つ

          clubhouseが熱狂的に拡大している今、後日振り返るために現状感じていることをメモしておきます。 今感じていること2021年1月30日現在では、価値提供のパワープレイがゴリゴリと行われています。強者による価値ある情報のGiving。それが強者を更に強くしていく。他のサービスでできることとがclubhouseではどんな効果を生むのか、どんな変化があるのかを試すように、ルームが乱立しています。リアルタイムかつ音声だけという性質によって、価値という視点に立つと、その格差は開く

          clubhouseで感じたことと実践してみたいこと3つ

          フリーのファシリテーターとして

           前回からの続きで、2021年の目標について考えていく。私が「Give」するモノゴトについて考える。  私が今考えているGiveは「ファシリテーション」と「コーチング」だ。今回は「ファシリテーション」についてフォーカスしたい。  そもそもファシリテーションとは何だろうか。様々な意見があるが、私は広義には「モノゴトを上手く進捗させるために状況づくりをすること全般」だと思っている。そして狭義には「会話を使い、場の進行役として議論をすすめること」だと思う。今であれば、オンライン

          フリーのファシリテーターとして

          2021年の目標「私の顧客を考え、実践する」

           解釈多様性はライフテーマだけど、もう少し具体のマイルストーンとして、今年の目標を考えたい。まず目標は決まっていて「私の顧客を考え、実践する」。以下により詳しい内容を書いていきたい。 私の顧客とは何か 顧客、というと少し違和感がある。経済的なお客さんのことを意図しているのではない。「価値や意味を見出してくれるひと」といえばより近い気がする。対価としてお金を払ってくれるかどうかはあまり関心がないけど(いや払ってくれればより嬉しいかもしれないが)、それよりも何か意味を見出してく

          2021年の目標「私の顧客を考え、実践する」

          「優しさ」と解釈多様性

           私は「優しさ」が、これからの社会や人生において大きな存在となるような予感がしている。2021年1月7日の、いろいろな大事が世の中で起きているときにこんなことを書いてナンだが、これまで以上に「優しさ」は大切な存在になるような気がしている。 優しさの実践  優しさが何故そんなに重要なものになるのか、ということに関しては半分直感なので詳しく説明することは無いのだけど、優しさの実践について少し実感していることがあるので記載しておきたい。  それは「解釈多様性」が優しさの実践に効く

          「優しさ」と解釈多様性

          解釈多様性ことはじめ

          私にとって、解釈多様性が大きなテーマであることを最近実感したので、noteでノートを書いてみようと思っている。 解釈多様性とは何か解釈多様性をググってみても、完全一致ではあまりヒットしないので、自分なりの考えを提示しても良いだろう、良いはずだ。そしてたぶん今後変わっていくだろう。なんせ解釈多様なのだから。 解釈多様性とは「ある物事に対して複数の意味づけをすることを可能にする性質」と、一旦は置いてみる。シンプルに。つまり大根を見たときに、食料品と意味づけたり、白く堅い有機体

          解釈多様性ことはじめ