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2021年の目標「私の顧客を考え、実践する」

 解釈多様性はライフテーマだけど、もう少し具体のマイルストーンとして、今年の目標を考えたい。まず目標は決まっていて「私の顧客を考え、実践する」。以下により詳しい内容を書いていきたい。

私の顧客とは何か

 顧客、というと少し違和感がある。経済的なお客さんのことを意図しているのではない。「価値や意味を見出してくれるひと」といえばより近い気がする。対価としてお金を払ってくれるかどうかはあまり関心がないけど(いや払ってくれればより嬉しいかもしれないが)、それよりも何か意味を見出してくれることが嬉しいし、大切なポイントだと思う。意味は交換不可能なのだ。
 では「私の」顧客とはなんだろうか。そして私の「何に」対する顧客なのか。わざわざ私のとつけたのは、属人的なものだと良いと考えたからだ。そして何には、私が「Giveする何か」にだ。私自身、でも良いのだけど、それだと捉えづらいしよく分からないし、自信が無い。それよりも少し具体的な「Giveする何か」であれば扱うことができるし、再現性もできると思う。
 だから「私の顧客」を少し詳しく説明すると、会社の名前や肩書、これまでの学歴・経歴などではなく、今の、その時点での「私がGiveする何かに、何らかの意味や価値を見出してくれるひと」ということになる。

なぜいま「私の顧客を考え、実践すること」なのか

 なんとなく、というのが本音なのだけど、なんとか理由を考えてみたい。理由は2つあって、ひとつは不確実性が増大する世の中に対して個人でできるカウンターだからだ。もはや次の瞬間に何が起きてもおかしくない世の中を生きている。そのなかで自分に対して意味や価値を見出してくれるひとがいる、というのは大きな可能性だしストッパーだ。
 もうひとつは年齢だ。40代半ばという歳を迎えて、人生の後半戦に向かうことを感じている。前半戦で得たものや現在の状況を、後半戦でどう活かしていくのかを考えたときに、否応なしに、個としての存在が問われる予感がしている。このとき顧客がいる、というのは私という個のレバレッジだ。私個人では届かないところへ、顧客が連れて行ってくれる。

「私の顧客を考え、実践すること」がもたらすもの

 ではこの2021年の目標は何をもたらしてくれるだろうか。もちろん私の顧客がすこしずつ増えていくだろう。しかし他にも副次的な効果をもたらしてくれる。まずはGive能力の向上だ。私が何をGiveするかというのは次回以降考えていこうと思うが、実践するからにはその能力やスキルが向上するだろう。向上するために頑張ります。それと何か情報が集まる感じがする。アクションすることで、情報というリアクションが集まるのではないだろうか。そして最後は信頼の蓄積だ。不確実性の高い世の中で、信頼は大きな資産となる。私に意味や価値を見出してくれるということが、そのまま信頼になるというのとは少し違う気がする。しかし顧客を得るべく行うアクションは、どういうわけか信頼に繋がっている気がする。このあたりはまた詳しく見ていきたい。

 2021年、私のGiveする何かに、何らかの意味や価値を見出してくれるひとを得るために、私は思考とアクションを起こす。

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