#18 初陣は誰でも怖いものです。
皆さん歴活してますか?
歴史探偵Qです。いかがお過ごしですが?
2月も中旬、新生活に向け社会人や学生さんは
色々大変なころかと思います。
そういえば、1月14・15日に
「大学入学共通テスト」が
ありましたよね。本当に戦だったと思いますし
私も旧センター試験を経験したので
少しは気持ちがわかります。
そしてこれから中学・高校・大学受験という
戦場に向かう人達はまさに初陣で緊張すると
思います。
そこで、偉人達の初陣はどうだったのかを
ご報告させていただき、受験生の気持ちが
少し楽になってくれれば嬉しいですし
受験生ではない人も何か新しいことを始める時は
初陣だと思いますので一歩踏み出す
「きっかけ」になったら嬉しいです。
①初陣とは?
日本における武士階級の師弟が
初めて戦闘行為に参加することを言います。
初陣に出るのは、その時の状況や運で
変わりますが、元服前後の10代前半に出陣
するのが多い傾向にあります。
親は子供の将来を考え、必ず勝てる戦や簡単な
仕事を与え、経験を積んで欲しいという思いで
出陣させていたそうです。
親心を考えると当然のことですよね…
次に初陣の年齢が遅い人と早い人を紹介
してまいります。
②初陣が遅かった人・早かった人
【遅かった人】
■長宗我部元親:22歳に初陣
「長浜の戦い」→ 長宗我部氏と土佐国の
豪族本山氏との戦いに出陣
初陣が遅かった理由として元親は幼少の頃は
長身・色白でおとなしい性格で「姫若子」と
バカにされていました。
しかし、初陣の際に先ほどの「姫若子」とは
思えぬ戦働きぶりで敵兵を見事に突き崩し
「鬼若子」と逆の評価を受けました。
そして後に長宗我部元親は家督を相続し
土佐国を統一し西国を代表する
大名となりました。
【早かった人】
■吉川元春:11歳に初陣
1540年:吉田郡山城の戦い
毛利氏と尼子氏の戦いに出陣しました。
さらに吉川元春の凄いところはまだ元服前に
出陣していたのです。
普通は元服し、簡単な戦さから始めるのですが
元春は、元服してないし・なかなか厳しい戦が
初陣となったのです。
しかも現代で言うと小学校5年生が…
さすが、弟の「小早川隆景」と並び毛利両川の
1人として毛利家の基礎を築き上げた
だけのことはあります。
③まとめ
最後に初陣に失敗した人の話を
少ししたいと思います。
失敗した人…それは「源頼朝」です。
頼朝の初陣は「平治の乱」という戦いで
簡単に言うと源氏と平氏の直接対決に13歳で
出陣しました。結果は惨敗…
父親と共に戦場から逃げますが途中で
はぐれてしまい、父親は逃走先で味方に
裏切られ死亡、頼朝自身も平家軍に捕まり
打首寸前のところを清盛の母に助けられたとも
言われています。そこから伊豆での流人生活…
誰がここから武士の世を作る人間になると
思えますか?
頼朝のように初陣(試験)に失敗したことが
ある人ならわかりますが…
案外人生何とかなるものです。
もちろん、自分の第一希望の学校や会社に
入れるのが一番いいと思いますが、
結局はどこに入ろうがそこで頑張れる人か
どうかだと思います。
私は、この大切な事に
30歳を過ぎてから気づきました。笑
確かに、世間から見たら私は負け組なのかも
知れませんが元気に生きていますし、
死んだように仕事もしてないと思います。
人生100年時代です。生きてたら隣の芝生は…
状態になります。
そして、ちょっとの躓きで人生は
終わらないです。
少し、自己啓発本みたいになってしまいましたが
「歴史から見ても生きてる奴が1番強い。
そして初陣は通過点。」
以上です。
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