【私のお仕事】UMAGAあんこコラム第4弾は二度味和スイーツ。
今年嬉しかったことと言えば、大好きなあんこのお仕事ができたこと。
福岡の食専門WEBマガジン『UMAGA』の連載コラム、第4回目が公開されています。
あんこのお仕事をいただいたとき、とにかく絶対にここのお菓子は紹介したい…！でも秘密にしておきたい…！と思った絶品あんこが味わえる『御菓子 TUGI』。
住宅地の中にある、ぱっと見ギャラリーのようなオシャレなお店の中には、これまたオシャレな和菓子がズラリと並んでいます。
カウンターの奥にある、小さな厨房の中で、毎日あんからしっかり作っているというTUGIのお菓子は、どれも可愛くて、斬新で、美味しい。
焦がしキャラメルとラベンダーの香る羊羹や、ココナッツとクリームチーズの風味が効いたお饅頭など、他にはないコラボレーションが楽しいお菓子ばかりなのですが、「奇をてらっている」ものは一つとしてないのです。
商品開発や製造もこなす店主さんからお話を伺ったのですが、彼女自身、とにかくあんこが大好きで、全国のお店を食べ歩いて自分の中にストックしてある「美味しい記憶」を、あれこれ組み合わせて作っているもので、「絶対に自分が美味しいと思ったものしか出さない」というこだわりのもとで生み出されたものばかり。
当たり前、って思うかもしれないけれど、今は話題になるために、とか映えを狙って、とか、「美味しい」を一番に考えていないものも残念ながら世の中にはたくさんあるのです。
そんな中、美味しさにこだわって、信念を貫くTUGIさんのお菓子は素晴らしい…！と私は思うのです。
実際、私は「変わり種」のお菓子が実は苦手でして。
今流行りのフルーツ大福も、全然触手が動かないのです…
だってあれ、あんこじゃないやん。大福っていうか、果物やん。
ちなみにイチゴ大福も苦手です。あれ食べると、なぜか舌がピリピリするんです…イチゴはイチゴ、あんこはあんこで食べたい派。
イチゴは生クリームとの組み合わせで食べるのが最強、と思っている冒険心のないヤツなのです。
取材中は、あんこが大好き、というお話で盛り上がり、店頭でついついキャッキャとはしゃいでしまい申し訳ございませんでした…
しかし！あんこ愛は垣根を取っ払い、初対面でもぐんと近づけてくれる素晴らしきもの。
ああ、記事書いてる時もそうだったけど、また食べたくなってきた…
定番のおはぎやおまんじゅうでも十分なラインナップなのに、「せっかく来てくださるのにいつも同じ御菓子では申し訳ないので」と季節限定品や週末限定品など、通わずにはいられない魅力的な御菓子がいっぱいのTUGIさん。
年末年始向けのスペシャルBOXなども作っていらっしゃるので、年内に予約して買いに行かねば。
あんこコラムのお仕事は、これからも地道に続けていきたいもののひとつ。
広告ではなく、「私が本当に美味しいと思った和菓子」が絶対条件のコラムなので、地道にあちこちに通いながらストックを増やして、来年もご紹介していきたいと思います。
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