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仕事観

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事業部門から人事部門へとキャリアを歩む過程で、意識的、無意識的に育まれてきた考え方を綴った記事を集めました
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#組織

何者でもない私を受け容れる

何者でもない私を受け容れる

若手社会人さんとの接点のなかで「どうすれば評価されるのか」を強く気にかける方に出会うことがあります。

会社は、上司は、人事は何を見ているのか?

組織で働く以上、そこで使われる物差しを理解しておくことはもちろん大切なことだと思います。人事評価の基準にしても、社会人の基本能力として最低限何を身につけておくべきかの指針として役立つものですし、社内で決定権を持つ人たちが何を重視しているのかを知ることが

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シフト:変容と創発と

シフト:変容と創発と

振り返ってみると、私の関心事は事業開発と組織開発の間で比重の置きどころを行き来しながら、両者の統合について探究してきたように思います。

原体験は、サービス事業でB2C/B2Bでの顧客接点、パートナー接点に立ち、思いがけない成り行きのなかで事業部門の収益に責任を持つ立場を担うことになったこと。

キャリアの早い段階で、自分の判断ひとつ、言動ひとつが、多くのステークホルダーに影響を及ぼすことの「こわ

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多様性を受け容れるということ

多様性を受け容れるということ

ダイバーシティを語るときに、自分や組織にはどんなバイアスがあるのだろうか?

組織に存在する「マイノリティ性」が発揮されるには?そこから発信される視点から何を学べるのか?どう意味づけるのか?

そんなことを考えるとき、こちら「社会的アイデンティティのセルフチェック」の項目は、なかなか示唆深いものだと思います。