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誰かの背中

いつもの場所だけど
誰もいないのが
いつもと違った

手持無沙汰に
何をするわけでもなく
何をすればいいのか分からないあなた
いつの間にか一人で遊ぶのが苦手になったんだね

でも次に私があなたを見た時には
あなたは誰かを見つけていた
その誰かが来ると
あなたは追い掛けていった

まだあなたがいない時間に
慣れていない私は
あなたが私ではない誰かの背中を
追い掛けるのを見るのも
少し寂しかった

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