見出し画像

あなたらしさ

私はあなたの変化の一つ一つに
いちいち慣れていない

昨日までのあなたは私の頬に触れて寝ていたのに
今日のあなたはパパの方へ転がっていった
さっきまであなたに繋がれていた私の手が寂しそう

別に誰かがそう決めたわけじゃなかったのに
私はいつもと違うあなたに
いちいち違うと思ってしまう

結局またいつものように
あなたは私の方へ転がって来て
私に触れて眠った
それはあなたにとって
あなたらしさなんてことじゃないんだろうけれども
私はそんなあなたがもう懐かしかったよ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?