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僕の原稿を批評してください【ビブリオバトル】

――クリスマスに奇跡を起こすために、やれることは全部やっておこうと思い、この記事を書きました。力を貸してください。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「僕の原稿を批評してください」というテーマで話していこうと思います。


📚僕の原稿を批評してください


僕は今度のクリスマス、全国大学ビブリオバトルに参加します。

ビブリオバトルとは、自分のおすすめの本を5分間で紹介する書評合戦のことです。オーディエンスは発表を聴いて1番読みたいと思った本位1票を入れます。最も多くの票を集めた本がチャンプ本となるわけです。


僕は高校時代にビブリオバトルに出逢って、高2のときに東京都代表として全国大会に出場しました。300人くらいの頂点に立てたけど、全国の舞台では1回戦敗退。悔しい思いをしたものです。

大学生になってからもどこか燻っていて、ついにリベンジを果たそうと参加することを決めました。

あの頃の知識と経験を活かして臨んだ本大会。大学大会、地区大会で好成績を収め、今度のクリスマスに開催される「第13回全国大学ビブリオバトルファイナルステージ」に出場することが決まりました。

リベンジを果たす絶好の機会が訪れたのです。もちろん僕の目標は全国大会優勝。準決勝と決勝の2回を勝てば、夢を叶えられます。


そこで、この記事を読んでくれているあなたにお願いがあります。僕の原稿を批評してください。批評というと堅苦しいですね、何でもいいので意見が欲しいのです。


以下に、今のところこれでいこうと決めている原稿を載せておきますので、読んでいただければと思います。そして、是非、意見や感想、疑問をコメントしていただければと思います。

クリスマスに奇跡を起こすために、やれることは全部やっておこうと思い、この記事を書きました。力を貸してください。


📚ビブリオバトル原稿


みなさん、事件が起こります。ビブリオバトル史上前代未聞の出来事が起ころうとしています。申し上げましょう。今回僕が紹介する本……僕が書きました。そうなんです。僕は、自分が書いた本を自分で紹介するという破天荒なことをやってやろうとしております。

紹介が遅れました。茨城大学3年、横山黎です。大学生作家です。

本を出したから「作家」と名乗っているわけですが、作家がビブリオバトルに挑戦するってなったときに1番強いのは自分の本だと思ったんですね。そりゃそうですよね。作家は自分の作品を誰よりも、1人でも多くの人に届けたいという気持ちが強いじゃないですか。かくいう僕も、今回紹介する僕の作品、小説『Message』に関しては、この会場の誰よりも、この地球上の誰よりも、魅力的に情熱的にプレゼンできます。ということで、残りの時間を使って、みなさんに小説『Message』を届けますので、最後まで聴いてくださればなと思います。

これどんな話かっていうと、成人式の話ですね。成人の日の夜に1人の青年が亡くなりました。彼の手元には「110」という血文字が遺されていたんです。いわゆるダイイングメッセージですね。「110」は何を表しているのか、その謎を解くヒューマンミステリーです。「110」と聞いて、みなさん、何を思い浮かべましたかね? 真っ先に浮かぶのは「110番」かもしれません。だから、犯人は警察官なんじゃないか。あるいは、語呂合わせで、犯人は「いいお」さんなんじゃないか。ちなみにですが、亡くなった青年のお父さん、警察官なんです。そして、青年の幼馴染の名前、飯尾瑞月といいます。「いいお」さんが登場するんです。犯人は、父親なの? それとも幼馴染なの? 答えは、物語の中にあります。是非、手に取ってください。

今回、どんな話をしようかなと思ったんですが、僕がこの物語、どのように思い付いたのかを話そうと思います。作品の誕生秘話ですね。

僕はダイイングメッセージにある疑問を抱いていたんですよ。ダイイングメッセージ、皆さんもご存じだとは思います。被害者が死に際に犯人の名前を書き遺すやつです。基本的にはそれが暗号みたいに複雑怪奇で、それを解き明かすのがダイイングメッセージミステリーですよね。で、僕はそこで思ったんです。「なんで犯人の名前を書くんだろう」って。

不思議じゃないですか。みなさん、30秒後に心臓が止まりますと言われて、何か遺したいなと思ったときに、この世で最も憎い人の名前を書きますか? この世で最も嫌いな人の名前を書きますか? ……書きませんよね。僕だったら書きたくないですよ。みなさんも同じだと思います。

人生最後なんだから、伝えたいことを、伝えたい人に、伝えるべき。ダイイングメッセージってそれがあるべき姿なんじゃないの? そう思ったんです。でも、周りを見渡せば、犯人の名前を書き遺す作品ばかりだから、じゃあ、僕が作っちゃおうと思って、それで書いたのが小説『Message』なんです。

ですから、ちょっとネタバレしてしまいましたが、この物語に登場する「110」というダイイングメッセージ、犯人の名前を表しているわけじゃないんです。警察官でもなければ、「いいお」さんでもない。じゃあ、「110」って何なの? 何を表しているの? 人生最後に、彼は何を遺したかったの? その答えは、この物語、最後の1行にあります。是非、本書を手に取って、彼からのメッセージを受け取ってください。

最後まで聴いて下さりありがとうございました。



※無料で観覧できます!事前申請が必要なので以下の公式ホームページをのぞいてみてください。締め切りは12月14日(水)まで!お早めに!


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