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【実験】唐揚げを価格自由で販売してみた話

ナマステ!
明日はついに融資面談。一日中胸がザワザワ、体はソワソワしておりました。

本日は
【実験】唐揚げを価格自由で販売してみた話

私、3年前にはネパールに住んでおりまして。親友と二人でクラウドファンディングで資金を集め、約一年ほど日本居酒屋を経営しておりました。クラウドファンディングの記事を久しぶりに見て、めっちゃ恥ずかしくなりましたが、気になる方はみて是非見てください。クサイことしか書いてない・・・。(笑)

まあ本当にいろんなことがあって。異国の地でいきなりビジネス初心者の二人が始めたものだから、とにかくがむしゃらに何でも実験していた。

面白い話は山ほどあるので、それはまたいつか書くとして。今日は僕らが行ってきた実験の中でもちょっと面白いものを紹介したい。

ビジネスに興味がある人は知っているかもしれないが、「実験思考」という本がありまして。某テキーラ事件で今ではすっかり影を潜められてしまった光本さんが書いた著書。これがすごく面白い本で、購入した後その本の金額を自分で決めて払うというものだった。いわゆる「価格自由」というヤツだ。(作品と人物は切り離して考える派の人間です。)

まあどっちも考えるより先に行動してしまうタイプの人間だったので、二人で読んだ瞬間即実践しようという話に。

ネパールには、「日本人会」というものがあって、日本の血が入った子どもたちが通う学校も運営している。その学校の運動会なるものに、我々も出店させてもらえることに。

僕たちのお店は「唐揚げとハイボール」をコンセプトにしていたので、唐揚げをか価格自由で販売することに決めた。

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まず、結果から言うと総売上高は「正規の値段とほぼ変わらない」だった。これがまた本当にほぼピッタリで同額だった。

正直、かなり安くなる想定だったのだ。もちろん価格自由なので「0円」だって全然有り得た話。だけど結果はほぼ同額という。

その中でもいろんな人がいた。大きく分けると4パターン。

  • 周りが払っている値段を聞いてから決める

  • 気を遣って後から多く払いにくる

  • 普段販売している値段を聞き、同じ額を払う

  • 意外とネパールの人が多額を払う

であった。

いかにも!ってところと、意外やなあと思うところがあって超面白かった。「周りが払っている値段を聞いてから決める」という層は、いかにも日本人らしい。

意外というか面白かったのは、「気を遣って後から多く払いにくる」層であった。「価格自由」なのにわざわざ後から多く払いにきたのだ。

「普段販売している値段を聞き、同じ額を払う」層は、「価格自由」のコンセプトをある意味ぶち壊しにきてると思った。(笑)
気を遣ってくれているので、何やかんやこの層が多かった。

「意外とネパールの人が多額を払う」というのは、元々僕らはネパールに住んでいる日本人をターゲットにいていたので、価格も強気の設定だった。正直ネパール人の平均給与では、中々踏み込みにくい価格だったと思う。

それにも関わらず、ネパール人が日本人より高い額を払う人が割と多かったので、これも実験してみて初めてわかった。

これ、日本でもいつかやってみたいなあと思っていたり。またネパールネタもたまに書きます!フェリベトウンラ!


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