【押さえておくべき】 〇aaS をまとめてみた【なんとか as a Service】
クラウドサービスとして、よく聞く 「〇aaS」
その中で、特に押さえておくべきものを解説します。
クラウドサービス
・SaaS(サース)
SaaSとは、「Software as a Service(サービスとしてのソフトウェア)」の略。
クラウドで提供されるソフトウェアのこと
代表的なもの:「G Suite(旧称:Google Apps)」・「Salesforce」
・FaaS(ファース)
FaaSとは、「Framework as a Service」と「Function as a Service」の2つの意味があります。
「Framework as a Service」は、「PaaS (Platform as a Service)」と「SaaS(Software as a Service)」の中間にあたるサービス。
ソフトウェアフレームワークを提供サービス
「Function as a Service」は、開発者はプログラミングに専念できるようにサービスサーバレスアーキテクチャを提供するサービス。
サーバのプロビジョニングや管理は、クラウドベンダーが行ってくれます。
また、料金は利用した時間に応じて課金されます。
代表的なもの:「AWS Lambda」、Googleの「Cloud Functions」
・PaaS(パース)
PaaSとは、「Platform as a Service(サービスとしてのプラットフォーム)」の略。
アプリケーションソフトが稼働するためのデータベースやプログラム実行環境などが提供するサービス
代表的なもの:「Google App Engine」や「Microsoft Azure」
・IaaS(イァース)
IaaSとは「Infrastructure as a Service(サービスとしてのインフラ)」の略。
クラウド上で、仮想サーバやハードディスク、ファイアウォールなどのインフラを提供するサービス
代表的なもの:「Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) 」「Google Compute Engine」
・BaaS(バース)
BaaSとは、「Backend as a service(サービスとしてのバックエンド)」の略
「BaaS」はモバイルアプリ向けのバックエンド機能を提供するサービスの総称で、「MBaaS(Mobile Backend as a service)」とも呼ばれる
バックエンド機能とは、「ユーザー認証、ユーザー登録・管理、プッシュ通知」等
代表的なもの:「Firebase」
その他
・MaaS(マース)
MaaSは「Mobility as a Service」の略。
MaaSとは、バス、電車、タクシー等のすべての交通手段による移動を一つのサービスに統合し、ルート検索から支払いまでをシームレスにつなぐ概念
日本では、2018年ごろより取り組みが始まっている。
代表的なもの:大都市型MaaS「my! 東京MaaS」始動!
番外編
・ISAs
ISAs は、「Income Sharing Agreements」の略。
※ISAと略す場合もあります。
ISAs とは、米国で生まれた新しい契約モデルで、
学費が卒業までの期間発生しない代わりに、
卒業後の収入から学費を支払うという内容の所得分配契約。
平たくいうと、現代版「出世払い」
代表的なもの:CODEGYM
ISAs の詳細な説明は以下の動画がおすすめ
まとめ
軽く調べただけで30個近くあり、「〇aaS」と呼称しているものは、調べればいくらでもあるようです。
今回はその中でも比較的定着しているものをまとめてみました。
なお、「◯aaS」と略すのは基本的にクラウドサービスですが、
それ以外のものもあります。
会話等で出す場合は、混合しないようにできるだけ正式名称を使うようにしましょう。
参考資料
LABOT、日本初のISAsを採用したプログラミング学校を2020年1月に開校
XaaS(as a Service)とは?「AからZまで全種類存在する説」を検証してみた
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