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「いいね!」の見える化、いいねカードとは?

こんにちは、医療法人社団KNIリハビリテーション科 採用チームの片山です。

このnoteでは、東京・八王子市にある北原国際病院や北原リハビリテーション病院、そしてカンボジアのSunrise Japan Hospitalなどなど、私たち北原病院グループの取り組みをご紹介しています。

多様な環境や働き方で活躍しているリハビリテーションスタッフ(PT・OT・ST・MSW)と、その取り組みをインタビュー形式でご紹介していきます。

第4回目は、リハビリテーション科の副科長として様々な取り組みをされている、井上姫花さんにお話を伺いました!

プロフィール

井上さんプロフィール

●氏名:井上 姫花(いのうえ ひめか)
●職歴:入職7年目
●どんな仕事をしているか:リハビリテーション科副科長、医療法人社団KNI医療事業本部本部長、理学療法士(PT)
●出身校:藍野大学
●趣味:料理とパン作り
●休日の過ごし方:家の掃除、読書、映画鑑賞、パン作り

 今回は、井上さんが主体となって導入、運用している「いいねカード」についてご紹介させていただきます!

Q&A

片山:はじめに、井上さんの働き方を簡単に教えてください!

井上:一般的な役職で言うと、2021年6月まで科長、7月から副科長の役割を担っています。
科のみんながどう思っているかは分かりませんが、私としては偉そうな役職者ではなく、「普段は優しい、怒ると怖いお母さん」みたいな感じでみんなと接してきたつもりです(笑)。
※母の経験はありませんが、、、

片山:本当に、みんなにとってお母さんのような安心感のある存在です。いつもありがとうございます!具体的にはどんな業務をされているんでしょうか?

井上:人員管理、勤務管理、採用、教育など事務的な仕事が主ですが、面談や雑談でスタッフの人生相談に乗ったり、みんなが楽しめるイベントを企画することもあります。
普段の会話や関わりから感じた科の問題や長年解決できなかった問題の解決にも、我ながら精力的に取り組めているのではないかとも思っています。
ここ数年は働き方の選択肢を増やすことを意識し、ルールや罰で縛るのではなく、ある程度の自由を与える代わりに責任を持って仕事をしてもらえるような体制の土台づくりができてきたかなと思っています。

片山:幅広く様々な業務をされているんですね。そんな様々な取り組みの中から、今回は「いいねカード」について教えてください!
そもそも「いいねカード」とはどんなものなのでしょうか?

井上:同僚に感謝の気持ちを伝えるため、もしくはポジティブな想いを伝えるための手のひらサイズのカードを、いいねカードと呼んでいます。

困った時に助けてもらったこと、患者さんが褒めていたこと、「ありがとう!」「すばらしい!」「Good job!」の気持ちを表出することのハードルを下げるために、2021年4月から導入しました。

片山:なぜいいねカードを導入しようと思ったのですか?

井上:新型コロナウイルス感染症の拡大とその対策のために、医療従事者はプライベートまで制限を受け、当院ではいろいろな新しいルールが設けられました。
業務後や休日に同僚と出かけたり、飲みに行ったりすることもできず、食事は一人で黙ってとらないといけず、取るに足らないどうでもいい話をする機会が減ったり、スタッフそれぞれの人となりを知るきっかけが著しく少なくなってしまったように感じていました。
慣れない感染対策を実行する毎日で、職員の顔に疲労と混乱がみえ、全体的に余裕がなく、自分のことで精いっぱいで視野の狭い職員が増えたような気もしており、感染対策が長引くと大きな問題になる予感がしました。
そこで、スタッフ同士の雑談のきっかけになれば、自分が頑張っている姿をみてくれている人がいるということを伝えることができれば、ポジティブな気持ちをみえる化できれば、少しは雰囲気が良くなるのではないかと考え、いいねカードを導入するに至りました。
結局は2年近く感染対策が続いているので、早めに導入してよかったと思っています。

片山:いいねカードにそんな想いが込められていたんですね。。感動です。
最後にいいねカードを導入してみて、良かったなと思う事や何か気付きがあれば教えてください。

井上
いいねカードを渡すことを強制しているわけではないので、渡す人と渡さない人は比較的はっきり分かれます。
ひと月あたりの渡す枚数も大きな変化がないことが多く、人によってありがとうの閾値は決まっているのか?と不思議に感じています。
もう一つ興味深いのは、渡す枚数ともらう枚数がだいたい同じくらいの枚数になる人が多いということです。
たくさんもらう人はたくさん渡すし、あまり渡さない人はあまりもらわないということですね。
普段たくさん渡していた人が突然渡さなくなったときは、仕事が立て込んで余裕がないときで、気持ちに余裕がないと感謝の気持ちを伝えなくなったり、周りをみる余裕がなくなることを改めて実感しました。
もらったカードを読んで、嬉しい気持ちになったり、それをきっかけにコミュニケーションが生まれたりすることもあり、その場面を見聞きした時は導入してよかったという気持ちになりました。

片山
そんな傾向があったんですね。
私はまさに忙しくなると人に感謝を伝えるのを忘れがちなので、そんな時こそ意識して周りに感謝できるよう心掛けていきたいですね。

この場を借りて、井上さんいつも素敵な企画をありがとうございます!

次回は、同じく井上さんが行っている取り組みの一つとして、「ひめかサロン」についてご紹介したいと思います。

井上さん、ありがとうございました!

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今回は、北原グループリハビリテーション科の副科長としてご活躍されている、井上姫花さんに「いいねカード」についてお話を伺いました!

一職員として、「いいねカード」を貰うと自分の行動を認めてもらえているようでとっても嬉しいですし、また頑張ろうと思うことが出来ます。
私だけでなく多くのスタッフがそうだと思いますが、医療者としてだけでなく、人間として大切なことを色んな場面で学ばせていただいています。
いつもありがとうございます!

次回もお楽しみに!

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このように、北原グループでは、スタッフや患者様の意見や提案をもとに様々な取り組みを行っています。
一緒に働くリハビリ職種(PT・OT・ST)、MSWを募集中です!
WEB・対面での採用説明会も実施しておりますので、下記URLから詳細をご確認頂きお申し込みください。

ホームページやInstagram、twitterでも情報を発信しておりますので、是非チェックしてくださいね。

医療法人社団KNI ホームページ:https://kitaharahosp.com/
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ではまたお会いしましょう!

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