#206 PLUTO
手塚治虫氏の描き出す作品に慣れ親しんだ者にとって、その筆頭にくるものはそれぞれ違ってくるのだろう。
時に鉄腕アトムやリボンの騎士、またはジャングル大帝であったり、火の鳥、ブッダ、ブラックジャックと其々のキャラクターに思い入れがあるはずである。
私は、鉄腕アトム世代であり、なんとも言えない不思議な音階のホールトーンスケール(ド レ ミ ファ# ソ# ラ# ド)で始まるイントロを聴くと今でも身体に十万馬力が漲ってくる。
ということもないが、一瞬にして子供の頃にワープする気分だ。