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「商売」と「仕事」と「作業」の違い

こんにちは!AI整体師です。

今日の内容は、僕の大好きな「言葉の定義」シリーズでいきたいなと思います!

これは本当にあくまでも僕個人の解釈だったり、定義付けになるので「これが絶対に正しいですよ」っていうわけではないんですけど、前提として「自分でビジネスをやってるとか」「あとは自分で何か経営してます」とか、「これから自分で副業したいとか商売をしていきたい」っていうふうに考えている方の何かの参考になればなと思います。

なぜ「商売・仕事・作業」の違いが重要なのか?

なんでこういう話をしようと思ったかというと、知り合いが今度独立しようかなっていう話をしだしたんですね。現時点では僕がそれに関わるっていうことはないんですけど、チョロっとそういう相談を受けたというか、お酒を飲みながらそういう話をされて。

今勤めている会社がどうやら潰れてしまうらしいんですよ。それをきっかけに「自分でお店を持ちたいな」っていう風に言い出して、それに対して今後どうしていくかみたいな話をしてくれたんですね。

僕はそれに関して別にアドバイスをするとかじゃなくて「そうなんですね」って聞いてました。ただこちらとしては自分でお店を構えて10年っていう実績というか事実があるので、そういう意味では僕の方が少しばかり世の中の厳しさというか、商売をするっていうことの厳しさを知っている立場なので、(どこまで本気なんだろう?)と思ってしまうわけです。

その話を聞いてた時に、「ビジネス」っていう言葉はすごく使いやすい言葉ではあるんですけど、その中身とか実態をちゃんと理解せずに使っちゃってるなっていうふうに感じたんですよね。

「商売」って言った方がズッシリこない?

それこそ「ビジネス」っていう言葉が、個人的には軽く使われすぎてる印象があって。「ビジネス」は日本語に言い換えると「商売」になるし。他にも「仕事」って言葉だったり、「作業」って言葉があったり、「ビジネス」という言葉の中には複数の言葉や意味が混在しているというのが僕の印象。

抽象的で中身がよくわからない言葉を使うよりも、日本人らしく「商売」っていう言葉の方が重みがあるなと思うんです。

その辺の定義付けをちゃんとした上で、自分はどれにしっかりとフォーカスしていかなきゃいけないのか、今自分が何をやっているのかっていうのを明確に理解して動くっていうことが大切になるんじゃないかなと思って、今回のテーマを選びました。

「商売」「仕事」「作業」の違い

前置きがだらだらと長くなってしまったので、ここで結論に入りたいなと思うんですけど、この「商売」「仕事」「作業」それぞれの定義。僕なりの定義ですけど、それをねお伝えします。

これは「何をするのか」っていうところを明確に自分の中で定義付けするっていうことが大事だと思うんですよ。商売も仕事も作業も何かしらのアクションにはなるので、それをどういうアクションをするのか?っていうところですね。そこをしっかりの定義付けをすることでイメージがつきやすくなるんじゃないかなと思います。

僕の中のこの商売・仕事・作業の定義付けとして

  • 商売=「お客さんのためにすること」もしくは「お客さんのためになることをすること」

  • 仕事=「自分のためにすること」もしくは「自分の大切な人のためにすること」

  • 作業=「お金を稼ぐため」もしくは「すぐにお金になること」

という風に定義しています。

「商売」=お客さんを喜ばせること

それぞれの解説というか、簡単に説明をすると。

「商売」っていうものそのものがよく言われるのが「お金を稼ぐために」とか「売り上げを上げるために」とかっていうふうに言われたり捉えられたりすることがすごく多いんですけど、それが根本的に僕は間違ってると思ってて。

「商売=商い」っていうのは、もちろん売上を上げることや、お金をもらうことはすごく大事なことですし、そこから逃げちゃダメなんですけど。商売そのものっていうのは売上がどうこう、金額がどうこうとか規模感がどうこうとかっていう話以前の問題として 「お客さんのためになることをすることが商売」 「お客さんが喜ぶことをすることが商売」だと僕は思ってます。

主語は「お客さん」になる。

お客さんが喜んだ結果としてお金がもらえるっていう構造なので、ここをちゃんと理解しているかどうかがすごく大事。お客さんに喜ばれるようなことをする。それによって対価が発生する。この構造であるっていうこと自体を理解するっていうのが、僕は商売として大事じゃないかなと思ってます。

なので「売り上げを求めて商売をする」とか「お金持ちになりたいから商売をする」っていうのは、僕はちょっとナンセンスかなと思ってます。これは色んな考え方があるので、何が正解とかではないですけどね。

「仕事」=自分のため、大切な人のためになること

「仕事」は、これはまた一段レイヤーが下がるというか、抽象度が具体的になるっていうイメージを持ってもらいたいんですけど。「商売」の方がすごく抽象的だと思うんですよね。

「お客さん人が喜ぶ」「お客さんが喜ぶことをする」っていうのが商売だとしたら、そこからさらにグッと具体的に一段下がって「仕事」をするっていうのは、「自分が出世したい」とか「自分が認められたい」とか、「自分がこれだけの成績を出したい」とか。

主語が「自分」なんです。

主語で出てくるのは自分以外に、「家族のため」「恋人のため」「親のため」とか、身近な人たちが出てくる。ここで「世の中のために仕事をしている」っていう風な言い方をすると、それは一段上がった商売の話になると僕は思っているので。仕事はあくまでも「自分のため」か「自分が大切と思っている人のためにやること」じゃないかなと思ってます。

「作業」=お金を稼ぐための行動

最後にもう一段下がってぐっと具体的になって「作業」になった時、これはもう「お金を稼ぐため」っていう風に僕は決めてます。決めてるというか定義をしてるっていう感じですかね。

例えば、僕がライターとして活動してる場合だと、作業っていうのは完全に文章を打つことなんですよね。その文章を打つっていうのは結局納品すればお金が入るっていうことになるので、ライティングっていうのは、ヒアリングやリサーチ、文章の構成が決まってしまって、「もう書くだけ」という作業の段階に落とし込んでしまえば、もう完全にお金を稼ぐために手を動かしてるっていうことになる。

主語が「お金」になるんです。

おさらいと整理ですけど、

  • 商売=「お客さんのためにすること」もしくは「お客さんのためになることをすること」

  • 仕事=「自分のためにすること」もしくは「自分の大切な人のためにすること」

  • 作業=「お金を稼ぐため」もしくは「すぐにお金になること」

っていうふうに明確に分けてます。

今、自分はどれをしているのか?

じゃあ自分が実際にビジネスをしてます、商売をしてます、サラリーマンです、パートです、何でもいいと思うんですけど。「自分は今、何に取り組んでるのか」っていうのを明確に理解しておくっていうことが僕は重要だと思ってます。

独立して何かビジネスをやっているんだったら、今商売をしているっていう立場の人間として何を考えるのかっていうことにもなるだろうし。一段レイヤー落として、仕事として「自分はどうなりたいのか」っていうのを考えることもあるだろうし。自分が今完全に雇われだとして、目の前のプロジェクト、目の前の作業、目の前タスクがあるっていうのは、もうこれは作業なんだから「しっかりとお金を稼ぐためにやろう」「タスクを全部こなしてしまえばそれだけ給料がもらえる」っていうことを全うするという働き方もあると思うんですよね。

自分が今どのレイヤーで物事を捉えて、その目の前のアクションを取ってるか?っていうのを、ちゃんと整理して分けて考えるっていうのが僕は重要じゃないかなと思ってます。

本当にこれはあくまでも僕の一個人の考え方なので、合ってる合ってないとか正解不正解っていう話ではないと思うんですけど、今自分で何かビジネスをやってますとか、これから立ち上げてやりたいですっていう方は、少し考える時間キッカケになると嬉しいなというふうに思います。

まとめ

つらつらと、偉そうなことを書いてしまいましたが、この辺の言葉の定義や理解は大事だと思います。

自分が理解できてない言葉は使いこなせないし、行動も軽くなるし、迷いが出やすい。

今日の内容は、僕が10年間大切にしてきた考え方でした。


でわでわ、次回の記事で!

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