「水道橋博士のメルマ旬報」第十回
子供の頃、僕の家にはプレゼントを持ってサンタクロースは一度も来てくれなかった。その理由として、家にクリスマスツリーがなかったことや、僕が良い子ではなかったことがあったと思う。だから、サンタクロースの存在を信じていなかった。しかし娘が生まれてから9年間、我が家には毎年、12月25日の朝にクリスマスツリーの下に娘のためのプレゼントが置いてある。
目印になるクリスマスツリーが我が家にあることと、娘が良い子であることが、サンタクロースが来てくれる理由だろう。そして、何より、娘がサン