原動力は“利用者様目線”の熱い想い - 訪問未経験Nsが一皮むけたエピソード -
こんにちは。リカバリー採用担当の広瀬です!
前回記事では、当社 看護師 角田さんへインタビューした内容の前編をご紹介しました。
本記事はインタビューの後編です。
「リカバリーに入って一皮むけた最高の瞬間」についてご紹介していきますね^^
1.スタッフ紹介:看護師 角田さん
今回ご協力いただいたのは、小平・小金井事務所で活躍中の看護師の角田さんです。
前編では、「入社前はどんなことをしていたのか」「入社してからどうだったか」を中心にお話しいただきました!
訪問看護への転職を検討中の方には参考になる内容かと思うので、是非ご覧ください^^
2.成長を実感したALSの利用者様との関わり
ー リカバリーに入って「成長できたな」「一皮剥けたな」と思ったエピソードを教えてください。
角田:
今はご逝去されたALSの利用者様(Aさん)との関わりです。
入社時から担当として関わっていました。
ー どんなことがありましたか?
角田:
介入当初、Aさんは発語が上手くできず、言葉を聞き取ることがなかなか難しかったんです。
娘さんとも上手くコミュニケーションがとれず、それでケンカしていたり・・・。
「コミュニケーションツールとして文字盤を使おう!」ということになったのですが、私は文字盤を使用したことがなく、初めて使うことになりました。
初めてのことなのでみんなにサポートしてもらいました。
同僚と練習したり、リハビリの先輩のFさんにみてもらったり。
先輩にも練習に付き合ってもらいました。すごく必死だった記憶があります。
西東京事務所には、ALSの利用者様が沢山いたので、「みんなで練習しよう」となって頑張りました。
Aさんは上手く喋れない分、「伝える」というのが難しくて、表情から悔しい気持ちも伝わってきました。
娘さんともそれで関係性が上手くいってなかったので、
「娘さんはお母さんのこと第一に考えてますからね」って声を掛けたりとか、「私もできる限り一生懸命聴きますからね」って気持ちを伝えました。
そうするとAさんは涙を流してくださって。
Aさんのその姿を見て私も感極まりました。
「できることは限られているから本当に頑張って聴かなきゃ」
「でも聴くのにも時間をかけすぎることはできないし・・。頑張って吸引を上手くやって、話を聴いてあげたい。」とかそんな気持ちでした。
そんな中で、少しずつ文字盤を使用したコミュニケーションを始めました。
そこから徐々にAさんと上手くコミュニケーションが取れたり、処置がAさんの希望通りにできたりすることが増えてきました。
Aさんから「ありがとう」と言ってくださることもあり、今でもとても印象に残っています。
ー その時の角田さんの原動力となった「信念」や「想い」とは、一体何だと思いますか?
角田:
「できるだけ早く私が上手くコミュニケーションをとれるようにならなきゃ!」という気持ちと、Aさんの喜んでくれた表情だと思います。
ALSの方々も自分の思いを私たちに伝えたいわけじゃないですか。
でも、思いを伝えたいけど病気の影響で上手く話せなくなっちゃって。。
「Aさんは気持ちを伝えたいのかな」とか、「私が聴いてあげたい!」と思うんですけど、上手く聴けない自分に対しての悔しさがあって・・。
Aさんにとっても、私がコミュニケーションツールになれれば、上手く気持ちを伝えられますし。
Aさんが、「ありがとね」と言ってくださったりとか、頷いてくれたりとか、表情豊かな様子を見ると、「あぁ、よかったな」って凄く思いました。
ー すごいですね。主体的に色々吸収して実践する。さらにそこから学びを深めて成長しているんだなって話を聴いて思いました。
角田:
リカバリーに来てからそういうことが増えましたね。
それが成長なのかなって。
大変なことは誰にでもあると思うんですよね。でもあるにしても、やらないと進まないので。
私はICUの経験のみですし、病院でも1年しか勤めていません。
看護の手技とかもリカバリーで初めてやることがほとんどでした。
でも実際に同行訪問で見学するところから始めて、やれることが少しずつ増えてきて、段々独り立ちできました。
上司のKさんやTさんに「これできてるよ」とか「話し方も前回より良いよね」って言ってもらえることも多く、そういったポジティブなフィードバックをもらうと「成長してるんだな〜」と実感できます。
上司や先輩や同僚に励ましてもらったり、支え合ってここまで来れた感じがあります。
知識とかまだまだ勉強しなきゃいけない部分はいっぱいあるので、これからも頑張ります!
3.後編 編集後記
角田さん、ありがとうございました!
角田さんの一皮むけた最高の瞬間の原動力は「利用者様の喜んだ姿」と「利用者様のために頑張りたい」という利用者様目線の気持ちでした。
お話しを聴く中で、利用者様目線を常に持ちながら成長している角田さんの様子がとても想像できました。
当社が大切にしている価値観の一つ「利用者目線のサービスを追求」をまさに体現されていますね。
そして、上司の黒木さんより、角田さん宛にメッセージを預かりました^^
上司の黒木さんも
「前向きにチャレンジできるところが角田さんの最大の魅力」
と感じられているようですね!
私自身も、インタビューの時間がとても楽しく、
「この先角田さんはどんなことにチャレンジするんだろう?」と、とてもワクワクしました。
既に大活躍中の角田さんですが、今後の更なる活躍にも期待せずにはいられません。
角田さん、インタビューのご協力ありがとうございました^^
当社では、お仲間になっていただける看護師・セラピストの方々を募集しています。
「訪問にチャレンジしてみたいけど迷っている・・」という方向けに、体験同行や説明会も実施しています。
少しでも気になる方は是非お問合せくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました^^