急成長の秘訣は “みんなで助け合い学び合える環境”と“主体性”
こんにちは。リカバリー採用担当の広瀬です!
訪問看護への転職を考えている時に
「本当に自分の経験でできるのかな・・?」と一度は不安に思う方がほとんどかと思います。
実際に、面談や面接でも「私の経験で大丈夫ですか?」とお話しいただくことも多いです。
そんなみなさんの不安を少しでも解消できるよう、病院経験1年でリカバリーに入社し大活躍中の看護師 角田さんがインタビューに協力をしてくれました!
訪問看護にチャレンジしたきっかけや入社後の様子等々、沢山のお話をいただきました^^
1.スタッフ紹介:看護師 角田さん
今回ご協力いただいたのは、小平・小金井事務所で活躍中の看護師の角田さんです。
2.苦手なことに敢えて挑戦し自分を成長させる
ー まず、角田さんが看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。
角田:
人と接することに興味があったことと、ドラマの「ナースのお仕事」や「コードブルー」に憧れがあったことがきっかけです。
実は、人と関わることには元々苦手意識があったんです。
みんなの前で発表するのが一番嫌いだったくらいです。
だからこそ、敢えて人と関わる場に身を置きました。結婚式場でバイトをしてみたり。
看護師の仕事は、大変だから諦めようと思ったこともありました。
でも、家族に応援してもらったり、周囲から「人と話してるの好きだよね」って言ってもらえることもあり、自分に合ってるのかなと思い頑張ることを決めました。
ー 敢えて苦手な部分に飛び込んで自分を成長させているんですね!それは昔から?
角田:
そうですね。苦手な部分に飛び込まないと自分を甘やかしちゃうので。
少し厳しめの方がやっぱり自分の為にはなってるのかなって思っています。
ー リカバリー入社前はどんなところで働いてましたか。
角田:
入社前は総合病院のICU(集中治療室)で1年働いていました。
当時憧れだったのが、救急でした。
大変なところに1年間いきたいなと思って救急を希望したところ、ICU配属になりました。
ー どのようなきっかけで訪問看護の道に進みましたか。
角田:
病院入職時は、コードブルーに憧れて、ドクターヘリに乗りたいっていう夢があったんです。
でも仕事をする過程で、人との関わりに違和感を覚えることがありました。
やりがいを感じる反面、なんかちょっと違うなって思ったんですよね。
患者様は喋れない方も多かったですし。患者様に接してはいるのですが、個別性に合わせた部分はやりきれていないというか。。
1年目だから悩むことも結構多いと思うんですけど。
“このままここでずっと仕事するのかな?”って思っていた時、大学時代の訪問看護を専攻している先生に相談をしに行きました。
先生と話す中で、「やっぱり人と接するのが自分には合っているのかな」と感じ、そこから訪問に興味を持ちました。
最初は訪問看護って経験年数を重ねた人が働くイメージがありましたが、「訪問もいいかもしれない!」って思ったんですよね。
ー 沢山ステーションがある中でなぜリカバリーを受けようと思ってくれたんですか。
角田:
働いているスタッフが若いことが良いなと思いました。
あと、企業理念の「もう一人のあたたかい家族」も気になりました。
「もう一人のあたたかい家族ってどういう感じなんだろう?」って思って。
紹介会社の方からも色々紹介を受けましたが、リカバリーだったら頑張れそうと思い、最終的には単願で受けました。
3.入社後はみんなで助け合って勉強しながら成長
ー 「自分の経験で大丈夫かな?」と不安に思う人も多いですが、実際はいかがでしたか。
角田:
最初配属されたのは西東京ユニットの田無事務所でした。
ICUでの経験は医療処置がメインだったり、先生の介助が多かったので、やったことがない看護技術も沢山ありました。
そこに不安があったので、面接や入社時に、自分ができること・できないことをお伝えしました。
できないことに関しては、利用者様がいたらケアに入らせてほしいことも積極的にお願いしました。
ー 同行訪問を通して徐々にできることを増やせた感じですかね。
角田:
そうです。尿道カテーテル挿入や点滴のルート確保もリカバリーに入社して初めてやりました。
最初は不安だったけど、経験を積むことでできるようになっていくので。
できないことがある場合は、先に伝えることがオススメです。
ー フォロー体制はいかがでしたか。
角田:
同行訪問含め、すごく良かったです。
チューターのNさんも歳が近くて相談しやすかったです。
同行訪問は利用者様によって期間を変えてもらったりしました。
例えば、難病の利用者様は2〜3ヶ月びっしりついてもらいました。
逆に一人で訪問できそうな利用者様だと、自分から申し出たり相談して、早めに一人で訪問するようになりました。
途中で不安を感じたり、一人での対応が難しいなと感じた場合は、リーダーやチューターに相談して同行してもらいました。
あとは、手技が難しい利用者様の場合、流れを写真や動画で撮ってもらい、後からチューターや同僚と見返したりもしました。
改善ポイントを教えてもらえたり、あとは良かったところも伝え合ったりできたので良かったです。
ー 職場の雰囲気はどうでしたか。
角田:
歳が近いスタッフが多いので、みんなで助けあって、みんなで勉強しながら進めていました。
わからないところは勉強会をして、次に活かそうとか。
看護だけでなく、リハビリのチーフのFさんにも沢山支えてもらいました。
色々喋ったり、同行訪問で教えてもらうこともありました。
4. 第二の挑戦とこれからチャレンジしたいこと
ー 昨年に小平事務所に異動されましたよね。立候補をしたのですか。
角田:
はい。昨年の11月に小平に異動しました。
ちょうど新しい事務所の立ち上げの話があり、異動希望についてみんなにヒアリングがあった時に立候補しました。
今いる環境から離れるのは寂しいですが、新しい環境でチャレンジしてみようって思って。
ー 新しい環境に飛び込んだんですね。小平は働いてみてどうですか?
角田:
正直最初は、西東京との違いに戸惑いもありました。
小平は5月に開設したばかりで人数も少なく、西東京とは違いこれから作り上げる拠点でした。
時間が経つうちに、徐々に環境にも慣れていきました。
小平に異動して、利用者様を増やすことの大切さもわかりました。
西東京では当たり前のように訪問に行かせてもらっていたので。
西東京での勤務とは違う経験や思いができました。
ー そして、4月からチーフに大抜擢されましたね。チーフになってみていかがでしたか。
角田:
チーフになったら業務が変わり、最初は悩みましたね。
訪問ルートを組まないといけないし、その他調整業務もあったりで。
パソコンもそんなに得意ではなかったので、最初は時間も掛かって1人で嘆いてました・・笑
でもリハビリチーフのKさんをはじめ、他のスタッフと協力しながら徐々に慣れてきました。
小平に異動しチーフになってわかったのは、リーダーが地域連携活動で新規の利用者様を増やしてくれていたことです。
クルーの時には感じませんでした。訪問があるのは当たり前じゃないんだなって思っていたんですよね。
利用者様を一人増やすのも大変なんですよね。
だからこそ、一件一件の訪問の大切さも感じられるようになりました。
ー 今後はどんなことにチャレンジしたいですか?
角田:
小金井事務所の立ち上げにも携わるので頑張りたいです。
西東京では環境が整った中で仕事をして、小平では少し土台があるところから入りました。
小金井事務所は本当に一からスタートの拠点です。
大変なことも沢山あると思うけど、地域連携活動にも積極的にチャレンジしていきたいです。
「一件一件の訪問の重み」も感じているので、それを小金井で一緒に働くスタッフにも伝えていければと思っています。
ー 最後に、応募を検討している方々へメッセージをお願いします!
角田:
「訪問にチャレンジしてみたいけど、初めてで不安」と思う人でも、リカバリーはすごくサポートしてくれる場所だなって思います。
是非チャレンジしてほしいです。
不安なことは、最初に伝えることがオススメです。そこを重点的にフォローしてもらえるからです。
後からでももちろん聞いてくれるけど、後からじゃ遅いこともあったりします。
不安もありますが、最初に自分から発信することは大切だなと思います。
5.前編 編集後記
角田さんのインタビュー前編、いかがでしたでしょうか。
この記事を通じて、訪問に興味があるけど不安な方の背中を押すことに少しでも繋がれば嬉しいです。
入社2年目で急成長している角田さんの様子も知ることができて、個人的にとても嬉しかったです。
インタビューを通して、角田さんの急成長の秘訣は、“みんなで助け合い学び合える環境”と“主体性”なのかな?と感じました。
後編では、そんな角田さんの「印象に残っている利用者様との関わり」をお届けします。
ここまでお読みいただきありがとうございました^^