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ミニ四駆

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#雑記

[雑記]技術は絆さえも作り出す

[雑記]技術は絆さえも作り出す

皆さんは、「古沢政生」と言う方をご存知だろうか?
2003年から2010年まで、MotoGPにおけるヤマハのレース活動の指揮を執っていた方で、技術畑であり、GPを席巻したバレンティーノ・ロッシが絶大な信頼を寄せ敬愛した”戦友”とも言える人物である。

彼の寄稿に”徒手空拳の技術”というのがある。
彼は数学とコンピュータープログラムの技術者としても有名だったそうだが、

「レースの現場では何が起こる

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敬頌新禧

敬頌新禧

恭しく新年の喜びをお讃え申し上げます。
本年も変わらぬ御指導御鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

皆さん「元旦」はご存知と思いますが、元旦とは、「新年初日の出」を意味する事で、概ね元日の午前中を指します。

日本では古来より元旦(1月1日)は、午前5時半から、皇居内で四方拝(しほうはい)という宮中祭祀が行なわれ、1年が始まります。
四方拝とは、毎年1月1日(元日)の早朝、宮中で天皇が天地四方の

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[雑記]無知の知と不知の知

[雑記]無知の知と不知の知

「無知の知」。これは哲学者ソクラテスの哲学の概念とされています。
しかしこれは表現上、やや間違った意訳という話もあります。

日本語において「無知」とは、知識が欠けていることを意味していますが、ソクラテスが自覚し、概念としているのは「知らないこと、愚かであること=不知」を知る事(不知の自覚)であるため、「不知の知」という表現が正しいのではないか、という論です。

哲学的な解釈等については専門家に任

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[雑記]約3年間を振り返って~感謝と展望~

[雑記]約3年間を振り返って~感謝と展望~

子供の頃以来、ミニ四駆に復帰して早いものでもうじき丸3年が経つ。
振り返ってみると、当時懐かしさからミニ四駆を手に取り、現状を調べる為にほどなくtwitterを始め、右も左も分からないうちにチームに誘われ入ったが裏切りにあい、数多の誹謗中傷や嫌がらせを受け、失意の中で友らに救われたのをキッカケにその友らが立ち上げたチームに入り、ガムシャラにミニ四駆を研究する中でnoteを始め、新たに友が立ち上げた

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走らせ方を考える

走らせ方を考える

ミニ四駆の面白いところは、例えばフレキ作って走らせたとしても、どんなギミック載せて皆に寄せていっても、作った人の癖やマシンの個性が出て、どれも走りが違うことです。
そして、私が今回取り上げる話は、その違いを認識してるかを改めて見つめて頂きたいと思い、筆を取りました。

以前、DKサーキットのDKさんに”ネジ1本の意味”をご教示頂き、私はその教えをずっと大事にしています。
先日、DKさんのライブ放送

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ギヤを考える

ギヤを考える

最近ネットを見てると、ギヤの穴の遊びを無くしたものやギヤ加工ツールの話題など、ギヤ関係の話もよく見るようになった。
ざっと確認はしてるのだが、皆がやってるから、それが良いと言われたから、速そうだから。そんな感じなんだろうと思う。

ギヤの位置だしや抵抗抜き、ギヤ固定する事には目がいきやすいのですが、”ギヤの遊び”や”ギヤの大きさ”等について着眼してる人はどれくらい居るでしょうか?

ミニ四駆のギヤ

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[雑記] 読んでから見るか、見てから読むか。

[雑記] 読んでから見るか、見てから読むか。

私は紙媒体から情報を得るのが好きだ。
昔から読書が好きだったからだか、正直言うとネットから情報得るのは物足りなさを感じている。
見るは良いが、触覚的感覚が無いので、読むには手応えが無く疲れるのだ。

人が情報を得るには、目から「読む」か「見る」のが大半のウェイトを占めるのだが、「読む」と「見る」には表現上著しい隔たりがある。

ざっくり言えば、「見る」は「ざっと目を通すだけで、まともに読まない事」

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[雑記]己が道を征け

[雑記]己が道を征け

「道とすべき道は、常の道に非ず。名とすべき名は、常の名に非ず」という老子の言葉があります。
この言葉は、

水のように低きに下り、谷のように集め、大河や海のように、なすことなくしぜんに満々と水たたえるような立場や、そのようなあり方

と無為自然を尊ぶことを解し、人としての在り方としての考え方を説いています。
古より「道」は”人の守るべき義理、道徳、人生や生き方”といった精神的な心構えを指します

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コンデレもいいぞ

コンデレもいいぞ

私がコンデレをやるようになったのはこの1年位なんだが、やってみるとかなり面白く深い😌

コンデレとは、コンクール・デレガンス。フランス起源の用語で、「優雅さの競争」を意味し、一流の車両が展示され、審査されるイベントを指します。その歴史は17世紀のフランスにまでさかのぼります。
タミヤでは公式戦と並行して、レーサーが各々に作ったマシンを展示して、審査員の琴線に触れたものを表彰するイベントだ。
なか

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始まりと節目、そして新たな始まりへ

始まりと節目、そして新たな始まりへ

令和2年3月1日早朝、名店と誰もが認めるであろう「池袋DRIBAR」が、最後のお客を見送り惜しまれつつ同所での約6年の歴史に幕を閉じた。
レベル高いレーサーが集い、初心者から敷居が跨ぎやすく、呑み四駆も出来た同店に足げく通った人も多かったはずだ。
今回、移転先に難航ということで「一時閉店」としてる事からも、早い復帰を望みたい。
(アストさん、期待してます(๑•̀ㅂ•́)و✧

勿論、私にとっても非

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ザウルスマシンよ、永遠に

ザウルスマシンよ、永遠に

正に子供達とミニ四駆の未来と希望を描き続けた「ダッシュ四駆郎」の生みの親、徳田ザウルス先生。
急逝して、3月23日で14年が経つ。
現在も色褪せない、先生の手懸けてきた”ザウルスマシン”達は今なお愛され、「ダッシュ3号 流星」の一般公募デザイナーで現在漫画家の武井宏之氏によりニューデザインのダッシュマシン達も誕生した。

当時スーパーミニ四駆が発売されて、ミニ四駆に魅了された私もその先進的デザイン

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[雑記]情報の価値と客観性

「情報は生物」と聞いた事ありますか?
皆さんは「生物」を何と読んだでしょうか?
[いきもの]か[なまもの]か。
どちらも正しいです。しかし、意味も扱いも全く異なります。

情報は生き物同様生きており、そして旬もあります。
水の中の魚のように、至極当たり前のように目の前に存在しながら水の外からは滅多に気付かれず、流れに消えていきます。
ネット社会が当たり前になる前は、「兆し」として清流の中に捉えるの

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[雑記]ダミー電池を作ろう

[雑記]ダミー電池を作ろう

モーターやギヤを慣らす時、結構悩むのがやり方。
ものにも依りますが、慣らし機使ったりもすると思います。しかし、皆が皆そんな機材を持ち合わせているとは限りません。
なので、身近にあるもので間に合わせたいのは心情。
今回は、「ダミー電池」を簡単に作って、廃棄待ちのシャーシで慣らしをしましょう。

以前、壊れたユニットを使い電池1本でモーターを回せるように作ってみました(片側をリード線ハンダ付けした

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