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[雑記]ダミー電池を作ろう

モーターやギヤを慣らす時、結構悩むのがやり方。
ものにも依りますが、慣らし機使ったりもすると思います。しかし、皆が皆そんな機材を持ち合わせているとは限りません。
なので、身近にあるもので間に合わせたいのは心情。
今回は、「ダミー電池」を簡単に作って、廃棄待ちのシャーシで慣らしをしましょう。

以前、壊れたユニットを使い電池1本でモーターを回せるように作ってみました(片側をリード線ハンダ付けしただけw)。しかし、コレではモーターは慣らせても電池のつける側は選べませんし、ギヤも慣らせないのでどうしようか考えた結果、ダミー電池を作る事にしました。

ダミー電池は市販もされていますが、1本当たりは安いものの、量販店にはなかなかありませんし、通販は送料掛かると結局そこそこの値段になります。今回は、100均等で入手出来るもので作成してみます。

材料はSeriaの電池変換アダプター(単4→単3)と使い古しのZEBRAボールペン、そして適当なリード線です。
単4電池は概ね直径10mmです。このボールペンは筒の部分がほぼ同じ太さだったので、この真ん中部分を使います。

電池の長さに合わせてそれぞれを切断します。ボールペンはグリップを外せばちょうど良い場所から切り出せます。

切り出した部品を組み合わせ、電池と同じ長さになるよう調整します。

切り出したパイプにリード線を通します。長さは両端がハンダ付け出来る長さがあれば良いので、切れっ端で構いません。

変換アダプターの金具にリード線をハンダ付けします。金具は圧入されているだけなので、外してハンダ付けすれば楽と思います。
このボールペンのパイプは、切り出す長さを間違えなければ、変換アダプターの金具がちょうど圧入出来る内径なので、圧入した状態で電池と同じ長さに調整して接着出来ます。この時余った長さのリード線をパイプ内に押し込みますが、断線しないよう気をつけて行って下さい。
その後アダプターカバー内に接着剤を流し、両端からアダプターカバーを被せれば完成です。
このように、ハンダコテがあればすごく簡単に作れます。
両端が所謂プラス端子なので、どちら向きでも、どちら側でも使えます。
これで電池1本で、どんな廃棄待ちシャーシでも、どちら側でも使えますね。

インナーパイプは太さが合えば何のパイプでも構いませんが、あの手のボールペンは貰ったり使い切った物が家に放置されてるでしょうし、電池変換アダプターは大概Seria行けば在庫されてると思います。

たまにはこんなDIYで楽しむのも良いですね(*´ω`*)


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