見出し画像

6月に見たオススメ映画【2024年版】

みなさん、こんにちは。ミヤマです🙌

今回は6月に見た映画の感想をまとめました。

すでに配信サービスで見れる作品、まだ劇場で見れる作品、どちらもあるので、ぜひ今後の映画鑑賞の参考にしてみてください〜!


💡広告リンクについて
下記のリンクは一部Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイトを使用しています。 広告リンクからご購入いただいた場合、購入によって発生した報酬が私の活動のサポートとなります。

チャレンジャーズ

★★★★✴︎ 4.5

──あらすじ
人気と実力を兼ね備えたテニス選手、タシ・ダンカンは、ある日、試合中の大怪我で選手生命を断たれてしまう。タシはテニス選手の夫アートをサポートすることに新たな生きがいを見出していたが、彼の試合成績は落ち込みつつあった。そんな折、アートのかつての親友であり、タシの元恋人でもあったパトリックと数年ぶりに試合をすることになるが……

超絶好みど真ん中の作品でした。ヒリヒリする濃厚な人間関係を描きつつ、人生の全てを「テニス」に捧げる男2人、女1人の群像劇。

三角関係なんて薄っぺらい言葉で片付けてしまうのがもったいないような熱い関係性が最高。唯一無二。

見終わったあと、叫び出したくなるような爽快な気持ちになれるヤバい映画でした。いやーーたまらん。

セリフが無いシーンでもドラマがぐいぐい動いていくのがわかるし、スクリーンに映るキャラクターたちが本当に魅力的なんですよね。
グァダニーノ監督は“恋愛”や“友情”を超えた関係性を魅力的に撮るのが本当にうまい……!!

他者には理解できないような、魂で繋がってしまった人々の熱い物語がお好きな方はぜひ。


ドライブアウェイ・ドールズ

★★★★☆ 4.0

──あらすじ
自由奔放なジェイミーと、堅物で自分の殻を破れずにいるマリアン。日々の生活に行き詰まりを感じる二人は、車の配送バイトがてら、ドライブ旅行に出かけることに。ところが借り受けた車のトランクには、ギャングたちが追う謎のスーツケースが入っており……

最高。下ネタと雑な殺し合いがたくさん出でくるハッピーな映画です。

ヨレヨレの部屋着のまま、ポテチ爆食いしながら夜中に見たらさぞ気持ちよく笑えるだろうな〜という感じの、くだらないコメディパートが盛りだくさん。

基本的にはB級お下劣コメディのど真ん中を走りつつ、85分でテンポよくまとめる手腕はさすが、アカデミー賞常連のコーエン監督だなと。

登場人物もストーリーも、だれもかれもどれもこれも何もかもがどうかしてるんだけど、サラッと見れちゃうのがすごい。

マット・デイモンとペドロ・パスカルの使い方が雑過ぎて最高なので、ファンの方はぜひ。


数分間のエールを

★★★★☆ 4.0

──あらすじ
MV(ミュージックビデオ)の制作に没頭する高校生・朝屋彼方。ある日、たまたま目にしたストリートライブに感動し、MVを作りたいと申し出るが、その曲を歌っていたのは朝屋の通う高校に務める教師・織重夕で──!?

試写でひと足早く鑑賞。

何かに夢中になること、何かを作ることへの情熱と憤りがギュッと1時間に詰まってました。

なんと映画全編にわたってblenderで制作しているというのに驚き。
個人的にはシンプルな雰囲気のCGと短い上映時間がマッチしていてよかったなと。

青春モノに振り切らず、何かを諦めてしまった人にも真摯に向き合おうとする姿勢がめちゃくちゃ良かったです。


オッペンハイマー

★★★★✴︎ 4.5

──あらすじ
第二次世界大戦下、物理学者であるオッペンハイマーは、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」に参加し、世界で初となる原子爆弾の開発に成功する。
しかし原爆が実戦で投下されると、オッペンハイマーは深く苦悩するようになり……

見ようかどうか迷いに迷って公開から数ヶ月経ち、ようやく鑑賞。
結果、見てよかったです。

少なくとも自分にはオッペンハイマーを英雄視した作品には見えないし、作り手側の政治的な主張も極端に寄っているようにも見えず。絶妙なバランスの映画でした。

紛争が絶えず、核兵器の脅威を忘れかけている世代がいる今の時代にこそ、作る意味がある映画かもな、とも。ただやはり、劇中の「日本のどこに原爆を落とすか」という会議は見ていて本当にしんどい。

── 人間は、手にした“道具”を使わずにはいられない。

あの会議の恐ろしさが見た人に伝わって欲しいと思わずにはいられません。

基本的には、大量破壊兵器を作り上げてしまった物理学者オッペンハイマーの心情を掘り下げた作品なので、ノーラン監督らしいSF科学的な小難しい要素は控えめです。

複数の時間軸が錯綜しますが、一部のシーンをモノクロにするなどして観客がなるべく混乱しないように作り込んであり、ノーラン監督もこのテーマを扱うにあたってめちゃくちゃ慎重に作ったであろうことが伝わる演出でした。

しかもそれでいて映画としての完成度は驚くほど高いのだから、やはりノーラン監督ってすんごい人なんだなとしみじみ思ったのでした。

ただ当時の歴史(とくに赤狩りなど)の知識に全く触れたことがない状態だとちょっと置いてきぼりになるシーンもあるので、事前にWikipediaなどでサラッと予習しておくとスムーズかと思います。



★★★★☆ 4.0

──あらすじ
映画『バッドボーイズ』シリーズ第4作目。マイアミ市警のバッドボーイズことマイクとマーカスは、かつての上司・故ハワード警部の汚職疑惑を晴らすべく、独自に捜査を始める。ところが2人は、〈容疑者〉として警察からも敵組織からも追われる身になってしまい──!?

過去作すべて見てますが、今回が一番面白い!大満足でした。

映画のテンポもいいですし、派手なアクションシーンも多いので、おそらく完全初見でも楽しめるかと思いますが……もし余裕があったら前作『バッドボーイズ フォー・ライフ』(シリーズ3作目)だけでも見ていくのがオススメです。

今回はとくにマーティン・ローレンス演じるマーカスがもう最高過ぎて、何回も声出して笑っちゃいました。

過去作にも登場している地味に好きだったキャラも大活躍したりと、歴代シリーズのファンもしっかり楽しめるかと思います。

主演ふたりがおじいちゃんになっても、このままずっと続いて欲しいなあ。


劇場版 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

★★★✴︎☆ 3.5

──あらすじ
乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったカタリナ・クラエスだったが、持ち前の明るさと破天荒な性格で破滅フラグを回避し、平和な日々を送っていた。ところがある日、遠く離れた異国からやってきた謎めいた少年と知り合ったことで、カタリナの身にかつてない大事件が迫ることに──!?

コミカライズ版とTVシリーズが好きだったので、劇場版も引き続き鑑賞。

はめふらシリーズらしい展開でサラッと楽しめました。90分と短めな時間にスッキリまとまっているのも◎

時系列的にはアニメ最新シリーズの続きです。
劇中でキャラクターや世界観の説明などはほとんどされないので、アニメを見てからの鑑賞がオススメです。


🎥 🎥 🎥

ということで、6月に見た映画の感想をお届けいたしました!

7月以降も映画についての感想は随時Filmarksの方にもまとめているので、現在上映中の映画情報をチェックしたい方はこちらもぜひ👇

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

また次の記事or動画でお会いしましょう!
ミヤマでした! バイバイ〜👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?