ワクチン死を巡り、3200万円の損害賠償求め国を提訴 遺族ら「兄の命を返せ」
コロナワクチン接種後に亡くなった男性の遺族らが安全性について十分な検証を怠ったとして、約3200万円の損害賠償を求めて国、神戸市、ファイザーを提訴した。
訴えを起こしたのは、神戸市の小倉豊彦さん（当時73）の遺族らだ。
小倉さんは、2021年7月に2回目のワクチンを接種した翌日、急性心不全で死亡した。
2020年には脳梗塞を発症し、接種時点では後遺症や糖尿病、高血圧などの持病があった。
訴状では、「ワクチンの副作用が強く、接種から死亡まで約15時間しか経っていないことから、死亡の原因はワクチン以外考えられない」と主張。
また、「独自に安全性の検証を十分に行わず、拙速に特例承認した」、「危険性等に関して説明責任を果たさず、接種を行うにあたり、基礎疾患や既往症の有無について安全性を確認するために必要な検査等を個別実施するなどの体制の構築をしなかった重大な過失がある」とも訴えている。
解剖検査も行われず、「接種との因果関係を解明すべき義務を怠った」と見なしている。
弟の清輝さんは、「兄がもっと長生きしていたのではないかと思うと悔しい」、「国に命を返してほしい」と悲しみに暮れている。
同様の訴訟は全国で既に4件起こされている。
直近では、誹謗中傷を受けた「推奨派」の医師が内心、怯えながらも訴訟を起こし対抗しているが、ワクチン死の責任追及の動きは、それを勝る勢いで、着々と波及している。
よろしければサポートお願いします。更新の励みになります。いただいたサポートは今後の記事、動画作成としての活動費に使わせていただきます