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Portfolio: 在宅医療 X 不動産=精神疾患: N・フィールド(6077)

【会社概要】N・フィールド(6077)
精神疾患の患者に特化した訪問看護事業を展開。退院患者向けに賃貸物件への入居支援。新しいサービスが乱立する介護業界において、精神疾患患者にフォーカスする戦略の可能性を考えてみたいと思う。
1,130名(40.0歳)[年]430万円

事業性について
・精神疾患患者数は増加傾向(厚労省データ)。2014年で400万人弱。
・医療費の抑制対策で、在宅医療のトレンドは強い。
・素人目にみても精神疾患患者の訪問看護は、高度な経験とノウハウが必要そう。その点で、特化型は圧倒的な競争力を保持できそう。
医療保険・介護保険の両方からの収益を得るビジネスモデルは、介護保険一本の他の訪問介護サービスよりも安定性がありそう。
・入居支援事業は、医療機関も不動産屋もマネできなそう。
・大手との提携(不動産プラットフォーマー、製薬会社など)が期待できる。
・社会的に弱い立場にあるであろう人をサポートできるビジネスはとても素敵だと思う。本人だけでなく、身近な家族・パートナーにとっても心強いはず。

懸念点
・1130名で、400万人にリーチできるのだろうか。提携とかは考えていないのか。
・人材難。特に、高度な技術・経験を有する看護師はそうはやすやすと見つからなそう。
・平均給与が低い気が。従業員への還元施策不明。

対応
・認知症患者は対象になっているか調査。病院関係者用のウェブサイトや有価証券報告書では認知症について言及されていない。
・入居支援事業であれば、高度な看護師・介護士である必要はないと思うので、事業拡大をどの程度志向しているか調査。
・介護・看護・在宅医療・オンライン診療のドメインのプレーヤーの整理必要。
・現状の成長率でも、株価は2000円くらいにはなりそうな気がする。それまでは買い増しを検討。

参考情報
・精神疾患全般の説明(厚労省のウェブサイト
・簡易バリュエーション結果(Valuation Matrix)

タグ
#株 , #投資 , #介護 , #看護 , #在宅医療 , #オンライン診療 , #認知症 , #精神疾患 , #統合失調症 , #Nfield , #地域包括ケア , #厚生労働省 , #入居 , #不動産 , #賃貸 , #社会貢献 , #ボランティア

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