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これまでの音楽活動⑪

【Roadroller Sound Studio】(@RBYYYYYYYYYYYYY)です。

前回のお話 → これまでの音楽活動⑩

ドラムのG君を除き、大学一年生となった僕達は10代最後の記念ということで【YAMAHA】が主催する「TEEN'S MUSIC FESTIVAL」に参加しないかと、友人バンドからお誘いがありました。

「TEEN'S MUSIC FESTIVAL」とは
ティーンズ・ミュージック・フェスティバルは青少年の健全な音楽文化活動として1987年にスタートしました。
音楽好きな10代であれば、誰でも参加できる音楽の祭典で、バンドや弾き語り、カラオケなどの参加形態はもちろん、演奏曲のジャンル、コピーかオリジナルか等を問わないその自由さが多くの10代に支持されました。
毎年6千組ものティーンズ・アマチュア・ミュージシャンが参加し、2006年まで全20回開催しました。

ルールは1曲のみの勝負だったので、僕らが一番最初に制作したオリジナル曲でエントリーすることに。

第一次予選は僕らも友人バンドも無事に通過。

第二次予選は僕らと友人バンドとの勝負といった雰囲気でしたが、結果は僕らが予選を通過し、次は一気に規模が大きくなる関西・沖縄大会へと進出しました。

その後バックヤードで【YAMAHA】の偉い人達から軽くインタビューを受けたのですが「高校生の頃にどんなコピーしてたの?」と聞かれて「GRAPEVINEです」と答えたら「渋ッ!」ってめちゃくちゃ笑われたのは良い思い出です(笑)

関西・沖縄大会の会場はあの「なんばHatch」でした。
「大阪BIG CAT」に続き、二年連続で憧れのステージに立てることに喜びを噛みしめつつ、当日まで練習に明け暮れる日々。

リハーサルの時から会場の広さに圧倒されましたが、自分達の出演時間までは2階席で他のバンドの演奏を観ることができ、人が入った後の景色がまた一段と華やかだったんですよね。

ついに自分達の番。

ステージに立つと友人バンドや後輩バンド、僕達のファンの方々がずっと名前を呼んで応援してくれて、めちゃくちゃ心強かったことを憶えております。

しかし、結果は落選。
全国大会への出場はなりませんでした。

また、この時に全国大会出場を決めたバンドが毎年出場していたか何かで、今年がラストチャンスだったみたいな審査員の同情エピソードがあり、僕達は「二年連続でこれかよ…」と会場から早々と立ち去りました。

すると、第一次予選から見ていた関係者の方が走って僕らのことを追いかけてきて、大会の結果は残念だったけど今後の僕達の活動に関わらせて欲しいと名刺を渡してきました。

ちなみに、この方が以前 "リアクションは人間関係を良好にする" という記事に出てきた音楽関係者の方です。

上記の記事を読んで頂ければ分かりますが、それからレコーディングの話が出てきたり、その後も僕達が解散するまでずっと活動を見守って下さった方です。

果たして僕達のバンド活動はどうなっていくのか。


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