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これまでの音楽活動⑫

【Roadroller Sound Studio】(@RBYYYYYYYYYYYYY)です。

前回のお話 → これまでの音楽活動⑪

僕達は最初からオリジナル曲で活動をしていたため、元々ある程度の気持ちはあったのですが、僕個人としてはこの音楽関係者の方と出会った頃から、本気でプロを目指そうと意識し始めることになります。

今だからもう話しても良いと思いますが、その方は元々【YAMAHA】に在籍していて、僕らと知り合った頃にはすでに別の大手レコード会社(ここは伏せさせて頂きます笑)への転職が決まっていたそうです。

簡単に言うと、その方が目をかけているいくつかのバンドをこの2~3年で成長させ、来たるべきタイミングで上司に音源を渡したいと。
まぁいわゆる出世への第一歩ってやつですね。

そこから僕らの活動方針が大きく変わることになります。

・月に2~3本ライブをしていたものを月1本に絞る
 ⇒ お客さんを増やすことより練習中心に活動する

・月1本のライブで毎回新曲を1曲用意する
 ⇒ この成長期間に音楽に関する引き出しを増やすため
 ⇒ とにかく沢山の音楽ジャンルを吸収するため

これらが大きい項目となるのですが、これ以外にも服装に気を遣うなど、細かい指摘もありました。

余談にはなりますが、知らないお客さんに視覚でも憶えて帰ってもらうには衣装って結構大事なんです。

例えば、ライブ時は全員スーツの【THEE MICHELLE GUN ELEPHANT】
全員お揃いのつなぎを着ている【POLYSICS】など、
もしアマチュアバンドだったとしても、歌やパフォーマンスに関係なく、一目見ただけで強い印象を与えることができますよね。
バンド活動をしていて、最近少しマンネリ化してきたなと思う方がいらっしゃったら、まずは手始めにメンバー全員お揃いの衣装でライブしてみて下さい(笑)

話を戻しますが、僕らはその方から色んなプロモーション方法、楽曲アレンジの指南等を受け、これまでとは比較にならないくらい急スピードで成長していくことになります。
自分達の担当楽器の技術はもちろん、アンプでの音作り、全員で音を出す際の中音外音のバランスもバッチリになり、どのライブハウスで演奏しても褒められるようになりました。

※ 中音(なかおと)
 ⇒ ライブ中に演奏者側が聴こえる音、ステージから返ってくる音
※ 外音(そとおと)
 ⇒ ライブ中、客席側に聴こえる音、スピーカーから会場に出る音

自主制作音源も2枚発表し、よく出演していたライブハウスのスプリットアルバムにも参加。
そのアルバムに収録された僕達の曲が、関係ライブハウス各所で高く評価されているという話も聞くことができました。

そして、関係者の方から「君達が大学を卒業する頃に上司に音源を渡したい」という話が出ることになります。

しかし、その時にはすでに僕らのバンド活動、いつもの練習スタジオ内には少しずつ変化が現れるようになっていたのです。


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