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不安なことが起きないようにするとメンタル病む

タイトルを聞いて
なんのこっちゃ?

と思う人もいると思うんですけど

人がストレスを感じる時って
その多くが

嫌なことが起きてほしくない
と想像することによって
生まれると思います。

どういうことかというと

ある人に嫌な思いをさせられたと
するじゃないですか。

そのこと自体も
ストレスなんですけど

「次また同じような目に
 遭うかもしれない」

という予期不安が
ストレスを長引かせる原因に
なっていると思うんです。

お金がない

というストレスも
今ご飯を買うお金がなくて
悩んでいるというより

貯金がないことによって
将来が不安であるとか

貯金がないことを
誰かに馬鹿にされるんじゃないか

と想像しているから
いつまでも次の行動に移れず
モヤモヤしてしまうのだと思います。


◯困りごとを無闇に避けようとしない


たとえば
親や教師が
子供に向かって注意する時


勉強しないといけない
挨拶をしないといけない
急に飛び出したりしてはいけない

などと注意する時

その場で起きていることよりも
その先に何か
良くないことが起きないようにするために
注意することが多いわけですよ。


ですが
注意しないといけない
とか
教えないといけない
と思っている時点で
不安が止まないと思います。


この人はこうならなければならない
とか
普通こうしないといけない
とか
自分の思い通りに
その人がなっていないと考えると
必ずストレスは溜まる
んです。


ですから
前もって起きてほしくないことが
起きないようにするのではなく

目の前の相手が
困った時に

「こうやったら困らないよ」
「こうしてみたら解決するかもよ?」


一旦困った出来事に遭遇させて
いいと思うんですよ。

困った時に助けてあげる
というスタンスでいる方が
不安を感じにくく
ストレスも溜まりにくい
考え方
なんですよね。


◯完全な失敗はない


特に人間が生きていく上で
失敗だと感じることって
試験のミスとは違って
完全な失敗じゃなかったりします。


友達と喧嘩したとか
周りから怒られたとか
怪我をしたとか

確かにその瞬間はストレスを
感じることなんですけど
そういう経験があるから
仲直りの方法を学べたり
人間関係の距離感を
考えることができるわけですし

怒られた時の対処法について
考えることもできる。

怪我をしたら
誰か怪我をした人の
痛みに共感することができるようになる。


だから親や教師が
完璧に事前に指導してあげたり
嫌な思いをさせたくない

と考えすぎる必要もないんです。

そして
当然この考え方は
自分自身にも当てはまるわけです。


失敗したらどうしよう
とか
リスクを取れずに
行動できないよりも

ストレスを感じることが起きたら起きたで
なんとかなりますし

大抵の場合
不安事って起こらないもんです。

なのに
嫌なことがあったらどうしよう
と思って
ずーっと考えている時間が
ストレスになっているので
損してるんですよね、


◯不安なことが起きないようにしても無理


それに
どれだけ対策しても
想定外のことも起きますし

ことを起こす時に
考えられるだけの
問題と対処法を
準備する必要はありますが

とは言え
どんな優秀な人間にも
想定できないような
出来事は起きます。

起きた時に
ちゃんと人を頼って
自分を信じて
判断していくしかないわけで

前述したように
そういうトラブルも含めて
学習の場になるわけですから

完璧にミスのない状況を
作ろうとしても無理なんです。

だから
失敗やミスに対して
少し寛容的になる方が良い。

じゃないと
完璧主義になってしまって
減点方式で
相手や自分を測ってしまう
ように
なってしまいますから。


失敗から学ぶ癖を身につける
という生き方も
良いかもしれませんね😌

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