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苦手な人は切り取って、減らす

皆さんはこの風刺画をご存知でしょうか?

これは「it's Media」という風刺画で
実によくできているなーと
初めて見た時に思ったものです。

同じニュースや出来事を報道する場合でも
メディアによってニュアンスが変わってくる。

報道する側が
報道したいことを
報道したいように
報道するわけです。

言ってしまえば
報道とは
世の中の全ての出来事を
ありのまま報道しているわけではない。


特にネガティブなニュースの方が
人の興味関心を惹きつけるので
明るいニュースよりも
暗い話題の方が
報道されやすいわけです。


それはメディアの問題か?

この風刺画はメディアを皮肉っているように見えて
人間の性質を風刺しているんじゃないかと
最近は思います。

そもそもメディアの正体は
機械でもAIでもなくて
人間が考えて作り出しているものです。

結局物事の一部を見て
全てを理解したような気になるのは
人間の性質
ですよね。

たとえば
歩きスマホをしている人を見て

「あの人はマナーを守らない人だ」
とその一面だけ切り取って
勝手にネガティブに解釈してしまう。

特に面識のない人だと
目に見えるその一面だけを見て
その人の全体像を想像してしまう。

歩きスマホをしている人も
他人に優しい行動を取ったことがある人が
ほとんどだと思いますからね。

人間はどうしたって解釈をしてしまう生き物

とは言え
他人のある行動を見て
その人がどんな人なのか
印象を持ってしまうことは
もう逃れようがないと思うんです。

もちろん心構えとして
「この人にもいろんな側面があるんだろうな」
と思うようにはしていますが

頭のどこかで
勝手にその人のイメージというものが
出来てしまう。


そこで私は逆に
あえてイメージを持とうと思うように
なりました。


相手を良い人だと決めてかかる

その人が
良い人なのか
悪い人なのか

それを仕分ける正解や基準なんて無いんです。

良い人や悪い人の基準はない。

あるのはあなた自身の主観と解釈であって
それ次第で
あなたの周りの人が
良い人にも悪い人にもなる。

「この人は良い人だ」

と先入観を持つことで
その人のことが
本当に良い人に思えてくるのです。

それに
どんな人にも良いところはありますから
上記の風刺画のように切り取るのではなく
相手の良い部分を切り取る

良い部分を見つけようとする。

そうすると
たとえ苦手で嫌だなと思う人でも
幾分マシに思えてくるものなんですよね。


悪い部分も良い部分に変換できる

ある出来事や物事を
違った見方をすることで
それらの意味を変化させて
気分や感情を変えることを

リフレーミングと言います。

ネット上にリフレーミングの一覧があるのですが

一見短所と思えることも
長所に置き換えることもできるわけです。


どうしても他人を評価したり
解釈してしまうのであれば
リフレーミングをして

相手の悪いと思った部分も
良い部分に思えないか?

と違った見方をしてみると良いでしょう。

その人は絶対的な悪ではなくて
あなたの解釈によって
悪に見えているだけ
なので
その人がストレスを与えているのではなく
あなたの解釈で
自分にストレスを与えている
のです。

であれば
相手の悪い部分に見えていた部分も
良い部分に見方を変えてみて
都合よく解釈すれば
もっと人間関係は
楽になるのではないでしょうか?😉

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