精神科に通って良くなるんですか？要らなくないですか？
今日は日曜日なので
いつものお堅いメンタル系ではない
お話をしているのですが
今日はメンタル系のお話を
しようかと思います。
が
いつもの違って
精神科医療って
本当に必要なのか？
というお話をします。
というのも
精神科医療って
すごくアングラな感じもあるし
ネガティブな印象も持たれるじゃないですか。
身体拘束といって
胴体と手足を拘束帯で
行動に制限をつけて
その結果
患者さんが
血栓症を起こして
亡くなったりすると
拘束不要論が湧きあがりますし
全然働けるけど
サボりたくて
傷病手当目的で
精神科病院を受診をしたら
案外簡単に診断がついて
休職中は給料の9割が
支払われるから
真面目に働いている人から
反感を買うこともある。
一部からは
精神科医療はインチキだし
薬を不必要に処方して
薬漬けにして
病院は儲けようとしている
という情報が流れることもある。
また精神科病院において
職員が患者さんに
虐待をしていることが
内部告発されて明るみになり
目を覆いたくなるような
暴力や暴言
精神的な苦痛を与えていることが
ニュースになることもあります。
また
精神科のお薬って
ネガティブなイメージ話を持つ人も
多いじゃないですか。
そもそもすぐ効くものではない
タイプの薬も多いし
副作用で太ったり
よだれが止まらなかったり
小刻み歩行になったり
関節が動かしにくくなったりなど
痛み止めや抗生物質などとは違って
ネガティブな印象を
持たれやすいこともあり
SNSやショート動画などでも
精神科不要論のような
発信も見かけるんですよね。
また
精神科病院に通院しながらも
その患者さんが自殺をすると
家族や親族からも
「良くならなかったのは
病院の責任だ！」
と言われることもあるんですよね。
精神科病院に
入院した後も
家族から治療の意味や意義を
理解してもらえないことも
少なくなくて
いろんな治療に
ストップをかけられることもある。
・薬は使用しないでください
・電気療法はしないでください
・はやく退院させてください
など
精神科医療に対する不信感を
持つ人って多いんですよね。
がん治療とか
産婦人科医療
小児科医療
在宅医療
など
いろんな医療の形がある中で
こんなにアンチがいる医療って
あんまりいないと思うんですよね。
じゃあ本当に
精神科医療は不要なのか？
というと
人に見えない形で
凄く必要な医療の形であると
私は思うんです。
ただし
精神科医療って
そんなに歴史が深くないですし
現代に確立されてきたような
分野だと思うので
改善の余地は
多々あると思うんですよね。
ただそれは
どの医療も同じじゃないですか。
風邪をひいて
内科クリニックを受診すると
「こんなにいるのかなぁ？」
というくらい内服薬を
処方する病院も多いですし
精神科医療に限らず
薬を処方すればその分病院側が
儲かるのは一緒だったりするので
精神科医療だけに言えることではない。
何がここまで
精神科医療をネガティブな
印象にさせてるんだろう？
と考えた時に
治療を受けて
良くなった人が
あまり人目に触れることが
ないことかなと思うんです。
一部芸能人の方でも
精神科病院の閉鎖病棟に
入院歴があると
報道されたりもしますけど
基本的に身の回りには
精神科治療を受けて
良くなった人の姿を
あまり見かけないから
じゃないかなと思うんです。
でもですね
私が働いている精神科病院で
出会った患者さんを
よく街中で見かけるんですよね。
時には
「あ！玲さん！」
と声をかけてくださって
元気な姿を見せてくださる。
パッと見て
精神疾患を患ってるようには
見えない方で
明るい元気で礼儀正しい女性なんですけど
精神症状が悪くなると
自傷や他害行為を行って
措置入院という
入院をする方だったりするんです。
しっかりと内服をしたり
通院をすることで
社会の中で適応している人も
たくさんいるんですけど
そういう人にあまり
スポットが当たることって
ないじゃないですか。
精神科病院で
多くの人が症状が良くなって
日常生活を送れている
現状ってあるんですよ。
イライラする気持ちや
不安になる気持ちを
抱えている人もたくさんいて
社会の中では必死に隠しながら
精神科病院に通いながら
症状を和らげている現状もある。
でも
世の中には評価されることって
あまりないから
精神的に辛くても
精神科病院を受診することに
抵抗がある人もいるんですよね。
でも
街中で元気に過ごしているように見える人も
精神科病院にかかったことで
その生活を取り戻せた人も
たくさんいることを
知って欲しいなと思いながら
また明日から
仕事を頑張ろうと思います😌
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