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その反省の仕方がメンタル病ませてる!


なにをしても
うまくやれる人っているじゃないですか。

新しいことを始めても

「あぁ〜こういうことね!」

と要領よく出来る人もいれば

何度も失敗しながら
ようやく形になる人もいます。


その違いって
振り返りの違いだと思っていて
振り返りが上手い人が
早くコツを掴んでいるのだと思います。

加えて
振り返りの仕方が
実はメンタルにも影響するよね
というお話をします。


振り返りは再現性があるかどうか

成果を上げたり結果が出た時
どんな風に振り返りをするでしょうか?

たとえば
私がこのnoteで
今月、2万円を稼いだとします。
(そんな稼げてませんけどね😭)

振り返るときに

「今まで一生懸命頑張って書いてきたからだな」
「やっとこのnoteの価値が伝わったんだな」
「家族の支えがあったから」

といった振り返りをしても
再現性がないと思うんですよ。

家族に支えられ
一生懸命書けば
noteの価値が伝わり
2万円収益化することができる。


わけないですよね。

成功したときに
漠然と

「努力したから」
「周りの支えがあったから」

と振り返っただけでは
違うことに挑んだ時に
経験が活きてこないんですよね。

より具体的に振り返って
何がうまくいった要因なのか
分析する。

たとえばnoteで書き方を変えて工夫したとか
他のSNSから流れてきている人が
どれくらいいるとか
他の媒体で宣伝されたなら
なぜ宣伝してもらえるに至ったのか。

その点を明確にした方が良いのです。

「よく頑張ったね」はフィードバックにならない

上司が部下にフィードバックするのも同様で
部下が成果を上げた時

「よくやった!普段から努力してきたから
 やっとその努力が身になったんだな!」

と言われたって
結果論でしかないわけです。

部下からすれば

「何でうまくいったのか
 自分で気づけてない部分もあるかもしれないから
 そこを教えてくれ〜!」
「じゃないと次は失敗するかもしれないじゃないか」

と思うわけですよ。

自分自身の振り返り方が上手くないと
他人に指導する時
他人を評価する時にも
活きてこない
ってことです。

その過程で
コツを掴むことが上手くなると
何をやらせても
ツボを早く抑えることができる。

つまり
変化に適応するのが早くなるんです。


大人になったら他人は評価してくれない

そこで冒頭で申し上げた
なんで振り返り方がメンタルに影響するのか?

という話です。

社会人も10年とか過ぎると
もう誰も意見してくれなくなるんですよね。

ベテランの学校の先生とか
所属長クラスの上司とか
もうアドバイスを受けられなくなるんですよ。

学生の頃や
新人の頃は
常に上の立場の人が
評価をしてくれますが
どんどん自分を評価してくれて
自分に意見してくれる人は
減っていきます。

そんな中
自分で自分を分析・評価していく力を
養っておかないと
まず人が離れていきメンタル病みます

そして自分が何をしたいのか
何をして生きていきたいのか
自己理解ができず
自分のアイデンティティがグラついて
メンタル病みます

イメージしにくいかもしれませんが
エリクソンの発達課題で言うところの
青年期(20〜30代)の課題です。

これは
自分で自分を受け入れて
自分の人生を歩む力を
養わないと人生の次のステージには行けないよねー

とエリクソンが唱えたものです。
(そんなラフな言い方ではないと思いますが)

青年期は
他人からの評価や
他人との相対的な価値から
自分の存在を探す時期だとすれば

成人後期となる30代頃からは
自分で自分の道を見つけて
修正していく段階に
ならなきゃいけないんです。

いつまでも他人に決めてもらっていては
自己有用感、自己決定感が養われず
これらは自己肯定感につながるので
自己肯定感も下がって
メンタル病むんじゃないの?

というお話でした。

なので振り返りの仕方が
自分にも他人にも影響するから
細かく分析する力が必要だということですね😉

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