ストレスを溜めやすい人の特徴
人が悩みを抱えたり
嫌なことに直面しても
サラリと受け流せる人と
ストレスを溜めやすい人の違い
というのがありまして
それが
執着を捨てられる人か否か
という特徴なんですね。
執着とは
キャリアの成功や
経済的な成功
社会的な地位などに対して
強い執着を抱くことがあります。
または
普通は挨拶したら返事すべき!
新人でもこのくらいはやって当然!
落ち込む姿は周りに悪影響だから
作り笑顔でもすべき!
のように
社会や常識に関する
執着などもあります。
こういう執着を
手放せないと
どうでも良いことに
こだわり過ぎてしまって
自分自身で
生きづらい選択を
してしまっているんです。
ですから
余計な執着は持たずに
〜であるべき
〜じゃなきゃいけない
と考えないようにすることが
大事なわけですが
その考え方を
捨てることが難しいのも
事実なんですよね。
そこで今日は
執着を捨てられない人の特徴と
執着を捨てるための方法について
書いていきます。
◯不安が強い人ほど執着を持つ
理由は様々あるでしょうが
不安を感じやすい人ほど
執着が強い傾向にあります。
執着は
何かを失ったり
望みが叶わなかったりすることへの
恐れや不安から生じることがあるからです。
人は自己保護の本能
を持っていると言われていて
執着はある種の
安心感や支配感を
提供することがあります。
だから、それを手放すことに
抵抗を感じることがあるんですね。
◯自分にも他人にも厳しい
そして
執着を持っている人ほど
完璧主義の傾向があり
これぐらいできて当然!
という感覚を
自分にも他人にも
求めてしまうことがあります。
いい加減さを
許せないタイプで
融通の効かない人であったり
どうでも良いことにまで
こだわる人なんですね。
こういう人は
幼少期から厳しく育てられたり
親に甘えることができなかったり
妹や弟のために
親代わりの役割を
果たさなきゃいけない
環境にいたりすると
そういう完璧主義の人に
なることがあります。
そういう人からすると
ずっと自分を律してきているので
適当にしたり
いい加減にする人たちに対して
嫌悪感や反発する感情が
生まれちゃうんですね。
◯執着を捨てるには自己洞察
では次に
どうやって
自分の中にある
執着を捨てるか?
という話ですが
まずは
自分の中にある執着や
自分の感情を
淡々と観察してみてください。
感情的になるのではなく
自分の感情を
客観的に捉えてみる。
「あぁ〜今、挨拶しなかった後輩に
めっちゃムカついてるな〜」
「自分の中には
〝挨拶はするべき〟
という執着があるな〜」
となるべく主観から客観的に見直す。
そして
「挨拶すべきと思っているのは
学生時代の部活で
厳しく指導されてきたからかな〜?」
「じゃあ、厳しい部活に所属してなかったら
挨拶の重要性に気がつけなかったり
するのかも?」
みたいに
今度は理解を深めていく。
「なんで?なんで?」
と考えていくうちに
感情的な思考と
論理的な思考の
バランスが取れるようになってくる。
もちろんそれでも
許せないことも出てきます。
他人に殴られたり
いじめられたりなど。
そういう場合
執着を持っていても良いと
自分を受け入れる。
極力執着は手放したいところですが
全ての執着を捨てることも
それは難しいし
その必要性もあまり無いかもしれません。
どうしても譲れない部分もありますから。
問題はその幅を狭めることと
その執着を持つ自分を責めること
だったりするので
一切の執着を捨てよう
などといきなり考えない方が
良いかと思います。
◯もっと手っ取り早く執着を捨てる方法
最後に
もっと手っ取り早く
執着を捨てる方法を
お伝えします。
それは
もっと執着を持とうとすること
です。
どういうことかというと
「執着を捨てなきゃ!」
と思っているから
執着を捨てられないんだと思うんですね。
たとえば
人生はお金が必要である!
という執着を捨てようと思っても
「でも、なんだかんだでお金要るし…」
と思うじゃないですか。
そうではなく逆に
「人生はお金が全てだ!そうだろう!?」
と自問自答してみる。
そうすると
「いやぁ、そこまではないんじゃないかな…」
と思えるようになりますよね。
この時点で
少し執着を捨てられていませんか?
笑ったらいけない
と言われたら笑いたくなるし
考えたらいけない
と言われたら余計考えてしまうのが
人間の心理で
カリギュラ効果って呼ぶんですけど
それの応用で
その執着を強烈に持とうとしてみると
かえって考え方が軟化して
バランスを保とうと働く。
執着を捨てるためには
より強くその考え方を
持とうとすることが
大事なことかもしれません😌
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