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自分に厳しいのではなく「助けて」と言う勇気がないだけの人

〝自分に厳しい人〟

という考え方が
肯定されすぎている
風潮があると思っていて

自分に厳しい人は自立していて
自分に甘い人は依存している

そんな理解をされていることって
多々あります。



ですが実際には
他人に助けを求める勇気がないだけ
自分で全てなんとかしようとする人は

強いのではなく
むしろ助けを求める強さもないほどに
弱い人である
場合って多いんですね。


◯自分に余裕があっても頼って良い


自分に厳しすぎる人は
人に助けを求める
という感覚が抜け落ちています。


・自分一人でやるべきだ
・人に頼ると迷惑をかけるかもしれない
・そもそも、人に頼って嫌な顔をされるのが嫌だ

など
自分が頑張れば
全て丸く収まる

という感覚を持っていると
人に頼ることが
高いハードルになってしまいます。



確かに自分の全力を出す場面も
必要なんですけど

幸せに生きている人って
常に心に余裕があるんですよね。

そして心の余裕を持つことの
重要性に気がついています。



たとえば
自分でできる余裕がある仕事でも
他人に任せられるんですね。

そうやって余裕を持つことで
周りに目を配ることができて
新しい発想が生まれることもある。



余裕がない人は
目の前の抱えていることに精一杯で
創意工夫をしたり
戦略を考えたり
アイディアも生まれにくい。

うまくサボろうとする人ほど
要領は良くなり
精神的な余裕を持つことで
ネガティブな感情に
振り回らされにくくなります。



だから自分に余裕があったとしても
家事をパートナーにお願いしたり
仕事を部下に回しても
いいんだという
マインドを持っておいた方がいい。


◯助けを求めることで、所属感を感じられる

そして他者に助けを求める
メリットとして
社会やコミュニティに
所属している感を
感じられる

というのがあります。

どういうことかと言うと


たとえば人に頼らず
全て自分で処理しようとすると
感覚として
すごく孤独になりません?

それが心地よい時もあるでしょうが
人は共同体感覚といって
社会やコミュニティに
貢献できている感や
必要とされている感が

「自分はここにいても良いんだ」

という所属感を
満たすことができます。

つまり
他人に助けを求めて
相手が助けてくれた時に
相互関係が
所属感を高めてくれる
ということです。

この〝所属感〟って
心の居場所
と言い換えられると思っていて

そういう拠り所の存在が
自分の存在意義を
明確にしてくれると思います。


◯「助けて」ということが目的ではなく、「助けてもらってもいいんだ」と思うことが大事

じゃあ今日から
他人にどんどん助けてもらおう!

と思って
行動を変えられるか?

というと
なかなか急に
人は代わりませんよね。

特に人に助けを求めるというのは
勇気が必要な行動なので
時間がかかるでしょう。



ただ、それよりも
大事なことは

自分は何かあったら
他人に助けを求めても良いんだ!

という感覚を
持っておくことです。



自分に厳しく
自分で解決しなきゃいけない!

と思っていると
大した業務量や
家事を抱えていなくても

心に余裕がなくなって
メンタルは病むんですね。

しかし
いつでも助けを求めて良いんだ!

という心構えでいられると
同じ業務量や
家事の量を抱えていたとしても

心の余裕が全然異なります。

自分に厳しい人ほど
心の余裕を持てず
性格もキツくなります。

結果として人間関係も
上手くいきません。

今はどれだけ人に頼って
心に余裕を持って
他人との繋がりを感じて
所属感を感じられれるかが

幸せに生きるためには
重要なのかもしれません😌

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