メンタルが弱い人ほど上司とよく喋る理由
仕事の現場などで
「あの人はよく上司と話しているな」
と感じることがありませんか。
そして
上司から信頼されていて
上司から声をかけられているわけではなく
自分から積極的に
上司に話しかけている人の中には
メンタルが弱いとされている
人がいます。
今日の記事は
学びになるのかわかりませんが
自分や他人の心理を知る上で
参考になるかもしれません。
◯言われたい言葉がある
メンタルが弱い人は
他者からの承認や評価を
強く求める傾向があります。
そして
自分の行動や決断に対する
自信が持ちにくい傾向があります。
故に目上の人に確認したり
話をすることで
承認を得ようとします。
上司からの
「それでいいよ」「頑張っているね」
などの言葉によって
不安を払拭したいという
思いがあるんだと思います。
私も自分に自信がない時ほど
他人からの評価や意見によって
判断していた時期もありましたから
気持ちはわかるんですよね。
結局、上司に対して
やたら話しかけている時って
「言われたい言葉がある」
「なりたい気分がある」
という場合が多いんですよね。
◯承認欲求の高さ
不安を抱えやすい人は
その不安を和らげるために
上司に相談を重ねることがあります。
それ自体は良いことなんですが
自分で考えるより
上司に判断してもらうことを
優先する人って
「あの人はこう言った」
「だからこうした」
「私は違うと思っていた」
というような
他責思考もセットに
なっていることがあります。
また承認欲求の高さから
周りからの評判を下げたくない
とか
失敗を恐れるが故の
行動だったりします。
さらに
評価する相手に対して
自分の存在が
評価されていないのではないか?
という不安を抱えることは
メンタルが弱い人にとって
非常に大きなストレスです。
そのために
上司と積極的に話すことで
「自分は頑張っています」
と直接アピールする機会を作ります。
たとえ特別な成果がなくても
日常的なコミュニケーションの中で
自分を印象付けようとするのです。
見られていない不安
を感じやすい人は
この傾向があると思います。
メンタルが弱い人が
上司とよく喋る背景には
何かしら言われたい言葉があったり
それによって
なりたい気分があるからなんだと思います。
抽象化して考えると
上司に限ったり話ではなく
他者とのコミュニケーションにおいて
精神的に不安定な時ほど
相手に言って欲しい言葉を
待ってしまうことが
あるように思います。
ただ
コミュニケーションの目的は
自分が言って欲しいことを
引き出すことではなく
相互理解と言われています。
人を頼ったり
支えてもらうこともあるものですが
それは相手に強要できることではなく
普段の自分の立ち振る舞いによって
得られる縁起物みたいなものなので
自分から相手を理解しようとしたり
与えようとする人だけが
評価されて信頼されますから
まずは自分から与えることに
意識を置いてた方が良いよね
というお話でした😌