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井の中の蛙も意外と幸せかもしれない話

今日は私の頭の中にある
何となく人生ってこういうことだよね

という話について書きます。

これはいつもと違って

〇〇するべきだ!
〇〇はやめましょう!
〇〇には気をつけよう!

といった断言するような内容ではなく

「そういう視点も必要だよね」

という内容になっています。


井の中の蛙って何がいけないんだっけ?

タイトルにもあるように
井の中の蛙のような生き方も
アリだよね
という話をします。

そもそも〝井の中の蛙大海を知らず〟とは
中国の古事成語でして

井戸の中にいる蛙は
ずっと狭い世界しか見たことがなく
海を見たことがないため
視野が狭くありきたりの知識しかないこと

だそうです。

つまり同じ職場や
ずっと地元に住んでいては
世の中の一部のことしか触れられず
幅広い考え方や知識を持つことが
難しいですよ

ということを表した言葉です。


しかし最近思うんです。

じゃあ蛙(かえる)が
海に出たとして
それって幸せになるっけ?

と。

というか死ぬんじゃね?


と思って
「カエル 海」
でググってみたら

浸透圧で体の水分が海水によって抜けて
ナメクジのように死んでいくそうです。

じゃあ蛙は海を知らない方が
絶対いいじゃねぇか!!

「広くて気持ち良さそうだなーー」

って海に飛び込んだら死ぬわけですよ。


これって人間の世界でもあり得る話で

野球が上手かった中学生が
スポーツ推薦で名門校に行った途端
万年補欠で野球を嫌いになって辞めたみたいな
話なんてあっちこっちに転がってるわけです。

むしろそれなら弱小高でも
レギュラーとして
試合に出続けた方が
趣味として野球を続けられたかもしれないし

むしろ
「自分はそんなに野球が上手くない」
という現実を見ずに済んだかもしれない。


学校にしても仕事にしても
評価社会じゃないですか。

つまり客観的な判断をされる。

だけど人生の評価は主観だと思っていて
たとえ井の中にいようと

それで蛙が満足しているなら
それはそれでアリじゃないですかね?

それを
「所詮井の中の蛙だよね」

と周りが批判したとしても
それって蛙からすれば
余計なお世話ですし
自己満足できる方が優先度って高いわけです。


それに
現実社会においていえば
どんなに人生ステップアップしたって
終わりってないですよね。

どんなにその学校では頭がいい人だとしても
上には上があるわけで

自分のレベルより
遥かにレベルの高い集団の中にいた場合

他人と比較して
自分の評価を絶対に下げてしまう。


もちろん
レベルの高い集団の中で
自分自身のレベルアップはできるだろうし

その集団の一員でいられることが
優越感になるかもしれないですから
メリットデメリットあるとは思います。


ただ、どこまでステップアップしようが
他人からの評価は上がるかもしれませんが
自分への評価が上がるとは限りません

つまり優良企業に就職できたとしても
大女優になれたとしても

自分自身の自ら人生を終える人は
大勢いるわけです。

逆に
一生ろくに働かない人でも
人生を謳歌できる人もいる。


確かに他者評価も大事なんだけど
最終的には
満足した!
と言える人生であることが大事。

どんな成果を残そうが
どんだけ成長したとしても
みんな結局死んで
世の中も何も変わりませんからね。

あるのは自分が自分の人生を
良い人生だった
と言えるかどうかで

いい人生を歩むためには
蛙は大海を知った方がいいのか
井の中でもいいのか

それともちょっと大きな井戸を探すのか。

ちょうどいいサイズがあるわけです。

確かに大きな海をに住んでいる
クジラやサメは
井の中の蛙を馬鹿にするかもしれませんが

そんな声は蛙には届きませんし
クジラやサメなりのストレスもあるわけです。

だから成長することも大事だけど
身の丈を知らないと
かえって後悔することもあるよね。


というお話でした😉

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