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自分の地元と鉄道に関するエッセイを少しずつ書いていこうと思います。 気が向いた時に、た…

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自分の地元と鉄道に関するエッセイを少しずつ書いていこうと思います。 気が向いた時に、たまに好きな本や映画のお話を覚書程度でします。 普段は、小説を書いて同人誌を作ったり、webに掲載しています。

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北海道の鉄道と私(1)

私は、前からエッセイのようなものを書いてみたいと思っていました。 最初は自分の地元のグルメ今昔をやろうと思ったのですが、それは取材が必要で、なかなかその時間を取ることができず、今も実行に移せそうにありません。 そこでふと、そもそも私がなぜ地元を愛し、地元の鉄道を愛するようになったかを掘り下げてみても面白いかもしれないと思ったのです。 月に一回程度、少しずつ自分を振り返りながら書き溜めて、いつかエッセイ本のような形にできたらいいなと思って、ここで少しずつ書いていこうと思います。

    • 赤ちゃんができまして<6>

       ただ、それでも義理の母には何だか気を遣ってしまうのと、あと結構順調に回復していて、一か月ぐらいで、まだ微妙に悪露が出ていたのに、そろそろ大丈夫でしょうと思っていつも通り動いてしまったために、それからまた一か月ぐらいずっと悪露がちょろちょろ出続けてしまい、とても不安になりました。  産褥期は、油断しないで完全に悪露がなくなるまで休んでいないとダメなんだなと学びました。  学んでも、次に生かす場面はないんですけど。  こういうの気にするタイプなので、治らないことから、何か悪い病

      • 赤ちゃんができまして<5>

         そこからは、入院五日で退院という他の自然分娩と変わらない日程で進みました。  ふと考えると、切迫早産で入院した時は、抑制剤で押さえていたわけですから、この薬がなかった昔は切迫早産したら赤ちゃんはきっと生きられなかっただろうし、私ももしかしたら死んでいたのかもしれないと思うと、現代医療が発展したからこそ私は生きているんだなと改めて思いました。  本当に現代医療に感謝です。  感謝といえば、こんなにウォシュレットって偉大なものだったんだなと感じました。  傷があるからふくのは痛

        • 赤ちゃんができまして<4>

           そこまで遠くはなかったので、何とか分娩室にたどりつき、分娩台にあがりました。  夫には外で待っていてもらいました。  最初から、夫は見るのしんどいかなと思ったし、私も先生や助産師さんがいれば心配ないなと思ったので立ち会いはなしということにしていました。  これは後から思っても、特に問題なかったなと思っています。  私の経過は特に問題なかったので、助産師さんと共に分娩を行いました。  私は、やっとこのずっと我慢してきたものを外に出せるんだという安堵感がありました。  我慢して

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        北海道の鉄道と私(1)

          赤ちゃんができまして<3>

           全然動けなくて、ただスマホやテレビを見る日が過ぎていきました。  スマホに入れていた電子書籍は、これのおかげでたくさん読めた気がします。  病院の食事も、制限の中でおいしくいただけたし、とても快適でした。  そして、お腹の赤ちゃんもなんとか耐えてくれて、36週になったので抑制剤を切り、出産に向けて動くことになりました。  ちょうど令和に変わろうとする時期で、予定日が令和以降だったので、そうしたら家族で三つの年号が揃うねとか話していたのですが、早く出てきてしまったので、残念で

          赤ちゃんができまして<3>

          赤ちゃんができまして<2>

           仕事をやめたおかげで時間もできて、妊娠中なので規則正しいルールにそった生活リズム、食事、運動をすることになったので、どんどん精神が健やかになっていったような気がします。  この時期が、一番落ち着いていたと夫は言っていて、私自身もそう思いました。  何事にもやる気があって、家事を程よくしながら必要な運動、病院通いをしつつ、まだ時間があったので、自分の趣味もしていました。  そこで、アンソロ主催をしたり、結構本も作ったと思います。  その時期に一年で十冊ぐらい本を出したので、本

          赤ちゃんができまして<2>

          赤ちゃんができまして<1>

           私には子どもがいるわけですが、子どもがいるからか、他人の子どもとの関わり方や出産の話を見たりするのがとても好きです。  好きですというと語弊がありますが、読み物があるとつい読んでしまいます。  そういう自分を振り返って、もしかしたら私みたいな人が他にもいるかもしれないと思い、私も自分の出産や子どもとの関わり方を記してみようと思いました。  夫婦の考え方のすり合わせの中の一つとして、子どもの問題は重要な位置にあるでしょう。  私たち夫婦は、結婚した時から子どもはほしいとは思

          赤ちゃんができまして<1>

          震災のあったあの日から(7)

           きっと人は語りながら、誰かと共有しながら、自分の中の思いを整理していくのかもしれない、とも思いました。  逆に、語れなくて心の奥にしまっておくこともありますけど。  私は内陸だったので津波はありませんでしたが、津波のあった地域では、身近な友達、同僚が目の前で流されたという話も聞きました。  また、津波のあった地域にいた知り合いが流されてしまった、というのも。  私の直接の知り合いではありませんが、身近にそういう話がたくさんあったことは、自分もそうなっていただろうという恐怖と

          震災のあったあの日から(7)

          震災のあったあの日から(6)

           その年の九月には、もう日常が戻ってきていて、目標計画を立案させられたり、売り場計画を実行させられたり、面倒な日常になっていました。  色々不便なこともありましたが、振り返ると、私はわりと生活できていた方かと思いました。  あの時期は、Twitterに本当に助けられていました。  電気がない時は、夜にすぐに寝ていたのもあって、電気は節約できていたかもですが、実は電池で行う充電器があったので、それで見ていました。  他の電気機器はどちらにしろ使えないから、電池はここに使っても良

          震災のあったあの日から(6)

          12月の更新

          「鉄オタ、きさらぎ駅へ行く」 https://kakuyomu.jp/works/16817330661799014445/episodes/16817330667768839125 今週の鉄道短編集はホラーです。怖さは足りないかもですが……。 きさらぎ駅に来てしまった鉄オタは、どうこの場を切り抜けるのか。 なろう版 https://ncode.syosetu.com/n3747ij/6/ 「今日も、何も起こらない」 300字SSを更新したので、こちらにも。 何も

          12月の更新

          震災のあったあの日から(5)

           水道が使えないのはやはり痛手でした。  お風呂が入れないので、体をふいて過ごす日々をしばらく過ごしました。  この働いていた時、正直あまり衛生的な生活をしていたとは言えないのですが、それでも服の洗濯もできないし、風呂も入れないし、近くにそういうことができる店もあるわけでもないので、正直困っていたと思います。  でも、そのことについてはあまり記憶がないんですよね。不思議です。  ペットボトルとか、トイレは少しだけタンクに残っている水があったから、それを使っていたのかもしれませ

          震災のあったあの日から(5)

          11月の更新分

          震災のあったあの日から(4) 今月更新分は、ライフライン復旧まで。 【DQ10】これに始まりの祈りを捧げよ(ナドラガ×主人公♀) ナドラガに複雑な感情を持ったままの主人公が、創生期の若いナドラガに会って、ナドラガの世界への思いに触れる話。 ver6.4までの内容を含む。 ナドラガ×主人公♀と言いつつ、カップリング要素は薄いです。 私の卒業旅行 https://syosetu.com/usernoveldatamanage/top/ncode/2173530/nove

          11月の更新分

          震災のあったあの日から(4)

           結局、上司は本当に店が落ち着いてきちんと開店するまで来ませんでした。  それまでどうしていたかと言うと、まず、保険のための写真を撮った後、壊れていない、販売できそうな商品を集めました。  二階は天井がはずれていたりして、そもそも入ること自体が危険だったので、そこは後回しにして、とにかく一階、特に食品類の整理を始めました。  何はともあれ、必要なのは食料品でしたから。  あと、早いことに、すでに食料品の納品が来ていたのです。  ヤマザキパンのパンと、伊藤忠の卵だけでしたが、私

          震災のあったあの日から(4)

          10月の更新

          震災のあの日から(3) 今月の震災エッセイはこちら。 震災が起きた後の日々を書いています。 電車短編「寝台列車の夢」 https://kakuyomu.jp/works/16817330661799014445/episodes/16817330664574671530(カクヨム) https://syosetu.com/usernoveldatamanage/top/ncode/2173530/noveldataid/22381747/(なろう) 今月は、思い出の寝台列

          10月の更新

          震災のあったあの日から(3)

           電気も何もない夜は不安でした。  電気が使えないので、家の外も中も真っ暗。  唯一、自分の携帯電話だけが外とつながれる手段でした。  その頃にはツイッターがあって、小説を書く仲間とつながっているのが主で、心配してもらいながら、仲間と話しながら過ごしました。  真っ暗だったので、できることが本当に何もなかったものですから。  必要最低限のご飯を食べる、ということだけをして、早めに休みました。  こういう時は、日が昇る頃に起きて、日が落ちたら寝るという生活が最適でした。  部屋

          震災のあったあの日から(3)

          9月の更新

          今月9月の更新は以下の通り。 あとは、2日の21時に300字SS更新があります。 ●「 鉄道短編集「鉄道のある場所」」 「道はつながっている」https://ncode.syosetu.com/n3747ij/ こちらはなろう投稿分。 ●道はつながっている - 鉄道短編集「鉄道のある場所」 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16817330661799014445/episodes/16817330662937764430… 震

          9月の更新