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星のクラフト(骨子連載)

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星のクラフト(骨子連載中)
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2024年1月の記事一覧

連載小説 星のクラフト 4章 #1

   21次元地球は、誰もが思った以上に理想的な地球だった。自然らしさを保った森や湖、小…

米田 素子
5か月前
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連載小説 星のクラフト 4章 #2

 ホテルに戻ると、ランは司令長官とルーム電話で連絡を取り、0次元地球から共に次元移動して…

米田 素子
5か月前
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連載小説 星のクラフト 4章 #3

 ランとナツがホテルの薄暗い廊下の端に立って、クラビスの行方について話していると、向こう…

米田 素子
5か月前
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連載小説 星のクラフト 4章 #4

「なかなか戻ってこないわね」  ランとリオはエルミットの部屋の前で一時間ほど待った。ナツ…

米田 素子
5か月前
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連載小説 星のクラフト 4章 #5

「クラビスがいなくなったことを長官に伝えた方がいいだろうか」  伝えないわけにはいかない…

米田 素子
4か月前
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連載小説 星のクラフト 4章 #6

 数日後、ランがホテルのカフェで朝食を取っていた時のこと。 「ラン、居たぜ」  ナツが驚き…

米田 素子
4か月前
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連載小説 星のクラフト 4章 #7

「驚いたね。どういうことだ」  ナツは目を見開いている。 「お見通し、ってことだな。まさかあのおとなしいクラビスにそんな能力があるとは思いもしなかったよ」  ランも驚いていた。 「リオにも早めにこの話をした方がいいね」 「それはそうだな。直ぐに呼び出そうか。ひとまず、森を散歩しないかと言ってみよう。先日の件で進展があったからってね」  早速、ランはスマホにメッセージを入れた。  まもなく、森に向かう歩道の入り口に三人は集合し、途中にある公園のベンチで話をすることにした。ほと

連載小説 星のクラフト 4章 #8

「お揃いで何よりです」  クラビスは三人の前に立った。小麦色の肌にアッシュブラウンのロン…

米田 素子
4か月前
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連載小説 星のクラフト 4章 #9

 インディ・チエムを肩に乗せたクラビスは頷いた。 「バカげているとお思いでしょうけれど」 …

米田 素子
4か月前
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連載小説 星のクラフト 4章 #10

「インディ・チエムがこの鍵を嘴に挟んで持ち帰ってきた時、私はこれが誰のものだかわかりませ…

米田 素子
4か月前
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連載小説 星のクラフト 4章 #11

「リオの鍵を持ったまま居なくならないでくれよ」  ナツが釘を刺す。 「もちろんです」  ク…

米田 素子
4か月前
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