連載小説 星のクラフト 4章 #7
「驚いたね。どういうことだ」
ナツは目を見開いている。
「お見通し、ってことだな。まさかあのおとなしいクラビスにそんな能力があるとは思いもしなかったよ」
ランも驚いていた。
「リオにも早めにこの話をした方がいいね」
「それはそうだな。直ぐに呼び出そうか。ひとまず、森を散歩しないかと言ってみよう。先日の件で進展があったからってね」
早速、ランはスマホにメッセージを入れた。
まもなく、森に向かう歩道の入り口に三人は集合し、途中にある公園のベンチで話をすることにした。ほと