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ヨーロッパ 試合振り返り

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#ラ・リーガ

オサスナvsエイバル

オサスナvsエイバル

オサスナ 2-1 エイバル
フォーメーションはこんな感じ。

前半
・ミラーゲームなのでハイプレスで各所で1対1を発生させて勝負に行く両チーム。
エイバル
・攻撃は基本的にブライアン・ヒルの突破、2トップの高さと強さを前面に押し出したスタイル。しかし、ヒルはかなり警戒され、キケもアリダネとのマッチアップでほぼ勝てず。右サイドは左に比べると仕掛けやすい状況だったが、武藤は単独での突破を狙うようなタイ

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ベティスvsバルセロナ

ベティスvsバルセロナ

ベティス 2-3 バルセロナ
フォーメーションはこんな感じ。

前半
ボール非保持
バルセロナ
・CBに対してのプレッシャーはグリーズマンとIHのプッチ。この2枚は、ボール保持時はアンカーのようなポジションを取るアコクへのパスコースを消しながらCBへ寄せる。後ろで数的優位を作り、WGはSBを見る。狙いがハマっていた。
ベティス
・イグレシアスとフェキルでブスケツへのパスコースを消しながらCBへ寄せ

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ソシエダvsカディス

ソシエダvsカディス

ソシエダ 4-1 カディス
フォーメーションはこんな感じ。

前半
ソシエダ
・カディスの2トップ脇から前進。カディスは4-4のブロックを敷いているので、その隙間に必ず人を置き(右HSにメリノorゴロザベル、左HSにオヤルサバルorメリノ)、そこへ縦パス。パスコースを切られたらサイドへ。トライアングルを形成し、コンビネーションでの突破を図る。
・守備はハイプレスandカウンタープレス。ハイプレスは

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エルチェvsエイバル

エルチェvsエイバル

エルチェ 1−0 エイバル
フォーメーション。

攻撃
エルチェ
・監督交代によりかなり志向するスタイルは変化した印象。ショートパスへのこだわりを捨て、ロングボールを多用。2トップの高さや強さをシンプルに使うシーンが増えた。少しエイバルと似ているような気もしたが、配置に工夫が見られるシーンもあったので少し紹介したいと思う。

23分のシーン
マルコーネのサリーにより右サイドに数的優位を作る。(黒で

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バルセロナvsエルチェ

バルセロナvsエルチェ

バルセロナ 3-0 エルチェ
フォーメーション。

前半
バルセロナ
・配給役はピャニッチorデ・ヨング。2トップ脇からの前進を狙う。相手は中央に3枚置いているので狙い目はHSと大外のレーン。左はアルバが高い位置に張り出しているがマンマーク気味でほとんど仕事をさせてもらえず。右はミンゲサとトリンコンがレーン交換するシーンが何度か。そこからトリンコンがHSで縦パスを受け、3人目が加わりサイド突破を狙

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ヘタフェを観る。

ヘタフェを観る。

目次
・両チームの状況
・フォーメーション
・どうやって点取るの?
・どうやってボール奪うの?
・まとめ・感想

今回は冬に久保建英選手が加入して話題となったヘタフェを今更ながら、気になっていたので観ていこうと思います。

vsバレンシア

まずは両チームの状況から。
・ヘタフェ
4連敗で迎える1戦。小澤さんの話を聞く限りだと、久保とアレニャの獲得で攻撃的に振る舞おうとしたところ、守備にダメ

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ヘタフェを観る。#2

ヘタフェを観る。#2

まさかの2回目。今回はバジャドリード戦を観ていきます。
スタメン(ヘタフェ公式Twitterから引用)

https://twitter.com/getafecf?s=21

基本的な狙いは変わらず。↑

前半
2失点。その後1点返すという流れ。前節ハイプレスがハマりまくっていたにも関わらず、なぜ2失点してしまったのか。ざっくりとした理由はこんな感じ。

・相手のトップの選手にボールを収められてい

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フォルランが惚れ込んだ「才能」

フォルランが惚れ込んだ「才能」

半年間という短い期間ではありましたが、乾が所属していたことでも知られるアラベス。また、2019年5月には黒川獲得の噂なんかもありました。そんな日本人との縁もあるこのチーム。今回はベティス戦を観ていきます。

注目選手は彼。
ファクンド・ペリストリ(19)・ウルグアイ
・去年の夏にペニャロールから約11億円の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドへ。しかしトップチームでは出番がなく、冬に武者修行でアラ

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ヘタフェを観る。#3

ヘタフェを観る。#3

目次
・フォーメーション
・前半・攻撃の狙い
・前半・守備の狙い
・後半
・感想

今回はアトレティコ戦。
メンバーでいうと、ククレジャが出場停止から戻ってきました。久保はベンチスタート。前節退場のハイメ・マタが出場停止でクチョがスタメンに入っています。フォーメーションから見ていきます。

前半
攻撃(ロングボール、セットプレー)
・いつも通りのロングボールからセカンドボールを拾って速攻という狙い

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