見出し画像

ソシエダvsカディス

ソシエダ 4-1 カディス
フォーメーションはこんな感じ。

前半
ソシエダ
・カディスの2トップ脇から前進。カディスは4-4のブロックを敷いているので、その隙間に必ず人を置き(右HSにメリノorゴロザベル、左HSにオヤルサバルorメリノ)、そこへ縦パス。パスコースを切られたらサイドへ。トライアングルを形成し、コンビネーションでの突破を図る。
・守備はハイプレスandカウンタープレス。ハイプレスは中盤のうち一枚がCBに寄せて、相手の陣形に合わせる形。ロングボールを蹴らせて回収。ソシエダはボール保持時、選手同士が非常に近い距離感でプレーするため、カウンタープレスも切り替えが遅くならない限りすぐに回収できる。
カディス
・カウンター狙い。奪ったらネグレドに収めてもらい、周りの選手が出ていくという仕組みだと思うが、ほとんどそのようなシーンは見られず。ソシエダの切り替えがとても速かった。
・リトリート。4-4のブロックを形成。2トップはアンカーを気にしながらも、中盤まで運ばれたらカウンター準備。
後半
ソシエダ
・相手が前半終了間際に退場者を出し、より縦につける回数が増え、チャンスも増加。
個人的に良いなと思ったプレーは66分のイサク。ライン間にフリーの選手はいるものの、なかなか縦につけられない状態が続いたので、自ら中盤に降りて、ワンタッチでフリーのメリノに渡したシーン。気が利く選手だなと感じました。寄せの甘さから1失点したものの、内容はほぼ完勝に近いと感じた。
カディス
・前半に退場者を出し、より押し込まれる展開に。試合に対するモチベーションも低下してしまった。

感想
ソシエダの強さが際立った試合。カディスも負けたものの、自分たちのスタイルを貫き通した。とても見応えのあるゲームでした。ではまた。

Player アレクサンデル・イサク
プレースタイルがエイブラハムに似ているが、イサクは前を向いて仕掛けた際によりDFに恐怖を与えられる。ポストプレーはもちろん、この試合ではラインブレイクから得点をマーク。まだ若いのでこれからの更なる成長に期待。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?