【建築】大都市東京が“変わる”!
こんにちは、ラマ王です。
初めて記事を投稿してからこれで3つ目の記事となります。
ありがたいことに初投稿の記事を多くの人が見てくださって、いいねも15件!本当にありがとうございます😊
noteを通して文章力、説明力が磨けるように、これからも精進していきたいと思います。
ところで最近、隈研吾さんの著書を読み終わりました。
タイトルは、、
変われ!東京 自由で、ゆるくて、閉じない都市
です。
僕自身、まだトウキョウにいったことがありません。でも東京に存在する多くのビル、建造物、アート等、建築に関する魅力をたくさん感じる素晴らしい都市だと思っているし、一度入ってみたい、憧れの場所です。
隈研吾さんといえば、知らない人はいないですよね。オリンピックの新国立競技場を手がけたことでも有名だと思います。(本書でも触れられています)
僕も中学の時の道徳の教科書に、隈さんの話が掲載されていて、そこで初めて隈研吾さんを知りました。
それまで建築家といってもほとんど、というか誰一人知らなかった自分にとっては、初めて“建築家”という職で働く人をはっきりと知れた機会だったので、自分の中では建築家といえば隈研吾さんというイメージがいまだに強いです。
そんな隈さんが、東京という大都市がこれからどういう風に変化していくと思うか、変化するべきなのかということを熱を持って教えてくれます。
そして、日本の中心地として、戦後の高度経済成長の中でめざましい発展を遂げた都市であるものの、その全てが讃えられたものではないと隈さんは語ります。
隈さんは、本書で東京のマンションを痛烈に批判している。四角く、コンクリートで、威圧感を醸し出し、都市の創造性を破壊する存在、それがマンションであると。
そこで、これからの東京を担うべきは、
国立競技場やマンションのような“大きな建築”でなく、シェアハウス、トレーラーの移動店舗、木造バラックの再生だと隈さんは語ります。
その理由は小さな建築が“自由”を生み出すからです。“オオバコ”と隈さんが表現するオフィスビルや学校といった、多くの人が一様に“収容される”建築では、みんな狭い世界を時間、規則、常識といったあらゆる束縛を受けながら生活せねばならない。
しかし、目指すべきは“小さな建築”だと。より人と人の交流を深いものにし、人の体温を感じられる近さを実現する建築が求められると。
この“大都市・東京にこそ、小さな建築が必要”という主張は斬新であって面白いなと思いました。でも確かに、withコロナの現代は、そういった“小さな建築”が牽引していくべきなのかなとも思えました。
さあ今こそ、変われ、東京!変われ、日本!
以上、ラマ王でした。 (38分40秒)
常時お金には困っている貧乏大学生です。図書館にない本、映画鑑賞や旅行の費用とさせていただきます。そこで得た知識や経験を基にこのページを発展させていきたいと思っています。